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『JOKERブルーレイ&DVD』馴染んでいく平田広明版ジョーカー?吹き替え版レビュー。おすすめの理由。

2020-01-31

joker-dvd-ブルーレイ

引用:Amazon ジョーカー ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]

2020年6月29日より、映画『JOKER』のBlu-ray&DVD版発売。同時にレンタルが開始されました。

Blu-ray&DVD版の魅力と言えば、なんといっても「吹き替え版が収録されていること」でしょう。

私自身も、『JOKER』は3回ほど映画館で観ていて、吹き替え版を楽しみにしていました。

しかも、主人公アーサー・フレックの吹き替えは、平田広明さんが演じている。

平田広明さんといえば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウや、『ワンピース』のサンジ等が有名です。

平田さんは、映画『JOKER』には「なんで吹き替えがないんだ?」という世間の声に対して、吹き替え声優として嬉しく思う反面、プレッシャーにもなっていたそうです。

なぜなら、映画『JOKER』の主役アーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスの芝居が、想像を絶するほど、すごかったからだそうです。

たしかにホアキン・フェニックスの演技は、本来日常にはない、狂気的な行動まで身近に感じてしまうほど、演技に凄みがありました。

先に結論を言ってしまえば、個人的には「字幕版のほうが好み」です。

好みというだけで、吹き替え版が悪かったわけではないんです!(声を大にして言いたい)

むしろ『吹き替え版』はかなりのお気に入りになりました。

吹き替え版は観て損なし。むしろ観ることができて本当によかったと思っています。

今回は、そう思えた理由である「吹き替え版のよかったところ」について書いていこうと思います。

ここが良かったその1:観ているとすぐに声の違和感がなくなる。

良かったところの1つ目は、吹き替え声優である平田広明広明さんの声に、『早い段階で声の違和感が無くなる』というところです。

「吹き替えだからあたりまえだろ!」と思う方も多いと思いますが、特に『JOKER』のような、スリラーな一面を持つ(笑うシーンなど)映画は吹き替えが物凄く難しいのです。

例えば、アクション映画は『JOKER』のような作品よりは、吹き替えに違和感を感じにくいです。

登場するメカやビークル、爆発やセットに派手なCG。人間に目がいく時間が少なくなればなるほど、吹き替えの違和感は無くなっていきます。

むしろ「アクションに集中したい」という理由で、吹き替え版を選ぶ人もいます。

しかし、『JOKER』のようなスリラー映画だと、そうはいきません。

主人公の行動やセリフ、息遣いまでも注目が集まります。

平田広明さんは、「ホアキンの演技に声でなぞるだけ。」と語っていましたが、その『なぞるだけ』がどれだけ難しいか、俳優や女優は知っているでしょう。

平田広明さんがアテレコしたアーサー・フレックの最初の笑い声を聞いた時、違和感を感じました。

わざとらしく、笑い方もなんか違う気がする。「やっぱり、『JOKER』は吹き替え向きじゃない。」という安易な結論を出してしまいそうでした。

しかし、思い出しました。ホアキンの(アーサー役の)最初の笑い声を聞いた時にも、違和感を感じたことに…。

映画『JOKER』にて、アーサー・フレックは、脳機能障害によって笑ってしまいます。

乾いた笑い声や咳き込むような笑い方など、普通の人の笑い方とは全然違います。

アーサーの最初の笑い声を聞いた時、すぐに笑い方がおかしいことに気づけたように、平田広明さん演じるアーサーでも、すぐに笑い方が尋常ではないことがわかります。

実際に平田広明さんは、アーサーが心から笑うシーンでも、障害による笑い方との差を、きっちり演じ分けています。

ここが良かったその2。違和感なく狂っていく。

声優でもありながら、俳優業もこなす平田広明さんは、映画『JOKER』の吹き替え声優を望むのにあたって、こう語りました。

「ちょっと乱暴な言い方だけど、腹から声出して笑うだけなら誰でもできる。」
「なんでもないお芝居を、なんでもなくできるというのは、役者の極みだと思う。」

アニメに関しても、「モンスターを書くよりも、犬や人間を書く方が難しい」と、よく言われます。

モンスターは非日常的なものであり、多少違和感があるものだったとしても、「そういうもの」だと、思えます。(正解がないから)

逆に、犬や人間は日常的に見ているものです。少しだけだったとしても、違和感を感じれば作品の評価を下げてしまいます。

「貧困層の市民の1人」という、普通の人間の部分を見事に演じきったホアキンを声でなぞるのは、とても難しいことでしょう。

さらに難しいのは、映画『JOKER』のアーサー・フレックという役は、JOKERと地続きになっているここです。

普通の人間にどこか狂気を感じ、その狂気が徐々に普通になっていく。

それと同じように、平田広明さんの声も徐々にホアキンに馴染んでいきます。

普通の人間も、狂気的な人間もどちらも演じるのは難しいのに、『JOKER』では両方を同じ映画で演じなければなりません。

それを全身で表現しきったホアキン・フェニックスの苦労はもちろんのこと、平田広明さんの苦労も相当のものだったでしょう。

ここが良かったその3。字幕版の良さが改めてわかる。

ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、吹き替え版を褒めていながら、字幕版を半分褒めてしまっています。笑

しかし、それこそ本当に良い『吹き替え版』だと思います。

字幕版の他に、吹き替え版を観ることで、多くの事を発見できます。

ラジオや群衆のセリフが聞き取りやすいのもいいところです。あとは、人物の感情がわかりやすいところもいいところかもしれません。

字幕版では、どうしてもセリフ本来の言い回しと違う字幕が、表示される時があります。

なぜなら、人間は目で字を追える速度が、1秒につき4文字程度だそうです。

当然、登場人物の掛け合いがあるシーン等では、少ない文字で内容の肝心な部分だけ伝えなければなりません。

だからといって吹き替え版が、本来のセリフそのままかと言えば違います。

日本人向けのセリフの言い回しになっている部分も多くあります。

だからこそ、字幕版だけでなく、吹き替え版も視聴することをオススメします。

両方を視聴することで、本来のセリフや、登場人物の感情により迫ることができるのです。

平田広明さん演じるアーサー・フレックの感情のこもったセリフを聞くことで、ホアキン・フェニックスのセリフにも、より深みが出てきます。

洋画の吹き替え版が苦手な方は多くいますが、『JOKER』に関しては平田広明さんの演技力の高さもあってか、違和感はすぐになくなります。

ぜひみなさんにも、アーサーが2人に増えたような感覚を味わって欲しいです。

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「あのシーンにはどんな意味があるんだろう?」「この作品はどこが面白いんだろう?」

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