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【人生の教訓】映画・小説『ビッグフィッシュ』夏休みを控えた学生も必見!読書感想文にも【解説・あらすじ】

2019-07-11

「おすすめの映画って何?」と異性、友達に聞かれた時、

「どうしようアニメ映画勧めたら引かれるかな?」
「レ・ミゼラブルや永遠の0とかはベタだしな。」

とか悩んじゃう!そこのこじらせ自称映画が趣味の人必見!(わたしです)

読書感想文で悩んでいる学生にもオススメ!今回紹介する『ビッグフィッシュ』は小説版もある映画だから、今回の記事を読んで観た気になっちゃおう!

ティム・バートン監督によるファンタジー映画『ビッグフィッシュ』ネタバレなし

父を亡くし、子供が出来たばかりのティム・バートン監督の人生にも重なり合うこの作品。

父と子の和解がテーマの作品で、同じティム・バートン監督がおくる『チャーリーとチョコレート工場』のテーマと同じ。

父親の話から連想される、おとぎ話のような華やかで美しい回想シーンと、現実では父親が病院で病によって窶れ死にゆくシーンが、交互に描かれるこの作品。

回想シーンでは、ティム・バートン監督お得意のファンタジーの世界観が、華やかに美しく描かれ、一方現実シーンは暗く、青色が多くの画面を占めます。

映画タイトル『ビッグ・フィッシュ』は、誰も信じないホラ話、という意味合いの言葉。

『ビッグフィッシュ』のあらすじ・感想※ネタバレあり

妻と平穏に暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。

冒頭はウィルの結婚式の話から始まります。

ウィルの父エドワードは自らの人生を巧みに語り、聞く人を魅了することが得意技。ウィルも幼い頃は、父の面白くてまるでおとぎ話のような話が好きだった。

しかし、年を取るにつれ、それが作り話であることに気づき、いつしか父の話を蔑ろにしていた。

自分の結婚式にエドワードが、ウィルの生まれた日に巨大な魚(ビッグフィッシュ)を釣った話で、結婚式に集まった客を喜ばせる父エドワード。

しかし、ついにウィルは不満が爆発。父に今夜の主役は自分であると怒ってしまう。

父エドワードは息子の結婚式を盛り上げるため悪気はなかったが、ウィルは一方的に父と疎遠になる。

そんなある日、母サンドラから父エドワードが病で倒れたとの電話が。

ウィルは、妻ジョセフィーンと共に実家へと戻る。しかし、妻ジョセフィーン相手に、いつものホラ話を語り出す父。本当の父を知りたい息子ウィルは仲直りする事が出来なかった。

おとぎ話のように美しい父の回想シーン

『エドワードは若い頃から人を幸せにする事が大好きだった。 幼い頃、街のお化け屋敷の魔女の片目を見る事で、自分の最後(死)の時をみたエドワード。

自分の最後を知ったため、怖いもの知らずになったエドワード。

ある日、街に身長が5メートルもある巨人カールが現れた。

住民を怯えさせるカールを説得して、二人で生まれ故郷を出る事に。(街を出てもどうにか成功するだろうという楽観的な考え)

道中、森の奥夢のように、美しい「スペクター」という街を迷い込む。住人は靴厳禁、裸足の少女にエドワードは靴を取られる。(靴を取られ電線に吊るされる映像は、本当にアートのようなのでぜひ映画を見てほしい)

街をなんとか出た後の道中、なんとなく寄ったサーカス団で運命の女性と出会うエドワード。しかし、運命の女性(エドワードが勝手に言ってるだけ)を見失ってしまう。

彼女の素性を教えてもらう為、カールとサーカス団に入団した。

狼男のキャロウェイ団長を助け、ついに運命の女性=サンドラの所在を教えてもらい、「彼女」と再会することに。

しかし、サンドラは別の男性と婚約していた。しかもそれは幼い頃同じ街にいた、嫌がらせをしてくる男の子。どうしても諦められないエドワード。

(「人生には戦わなければならない状況と、負けを認め引き下がらなければならない状況がある。負けを認めず、戦いを挑むのは愚か者のする事だ。だが、私は愚か者だった。」このセリフはエドワードが放った言葉。エドワード(演じるのはユアン・マクレガー)だから最高にクールなセリフなだけで、現実ではストーカー認定間違いなし。

アプローチを続け、サンドラの好きなスイセンの花畑を家の前につくる。

サンドラの婚約相手にボコボコに殴られたが、ついにサンドラのハートを射止めて粘り勝ち。そしてサンドラと結婚。(婚約者がちょっと可哀想)

やっと結婚できたエドワード。しかし、戦争が始まり、兵役を受けることになった。

兵役の期間を短縮するため、あえて命懸けの任務を受け、パラシュートで敵国軍の本部に。

目的の書類を奪取すると、上半身が2つに分かれた美人歌手に助けてもらい、敵国から脱出。

行方不明で既に戦死と知らされ、悲しみに暮れるサンドラの前に、笑顔で見事生還を果たしたのだった。

退役後、セールスマンをしていたエドワード。銀行強盗をしようとする「スペクター」の住人、ノザーに出会った。かつて美しかった「スペクター」は廃れた街になり、もう銀行強盗するしかないと話すノザー。

エドワードは銀行強盗を未遂で終わらせ、代わりにノザーをウォール街の投資家に育て、大金持ちにした。

そして「スペクター」を再建するために奔走するエドワード。今まで築いてきた人脈を使い、街を元通りの美しい街に。そんな彼に恋をしてしまう、かつて靴を盗んだ少女ジェニファー。

思いを告げられるエドワードだが、愛する妻の為にも不貞関係を持つわけにいかない。

そして、エドワードは「スペクター」の街を出て行った。

クライマックス:ホラ話は実は本当の話だった。

父エドワードの回想シーンが終わり、息子ウィルのシーンへ。父の荷物をまとめていたウィル。その際見つけた古い証書を辿り、本当の父を知るためジェニファーの元へ。

ジェニファーの話から、エドワードが多くの人に愛され、妻子を深く愛していたことを知る。ウィルは作り話だと思っていた話のほとんどが実話だった。

ウィルが家に戻ると、エドワードは危篤状態になっていた。父と子の二人きりになる病室。

その際、担当医に 『ウィルが生まれる日に、エドワードはセールス出張をしており出産に立ち会えず、そのことをずっと悔やんでいた。』と告げられる。

その為にビックフィッシュのホラ話(息子が生まれた時、大きな魚に結婚指輪を飲まれたという話)をしているのではないかと。

危篤のエドワードが意識を取り戻し、呼吸もままならない中、ウィルに自分の最後はどうなるのか尋ねてきた。ウィルは、エドワードの問いにホラ話で答えた。

『翌朝、元気になったエドワードはウィルと共に急いで病院を抜け出す。

邪魔するものを躱してカーチェイスの末に川に着くと、今まで知り合ったエドワードの友人立ちが待っていた。

ウィルに抱えられたエドワードは、笑顔でみんなとお別れをする。

川には最後にサンドラが待っていた。エドワードは口から婚約指輪を出してサンドラに渡し、エドワードは川に入り「ビッグフィッシュ」となった。

そしてビッグフィッシュは川を泳いで去っていった。』

周りに愛されていたエドワード

ウィルの話に満足し、息を引き取るエドワード。

エドワードの葬式には、なんとこれまでホラ話だと思っていた人々がたくさん集まってきた。

多少誇張されていた部分はあったものの、実際経験した事を面白おかしく話していたのだ。

数年後、エドワード家のプールで遊んでいるウィルの息子は友達に「僕のおじいちゃんは5メートルの大男と戦ったことがあるんだ」と自慢すると、「そうだよ」と答えるウィルの姿があった。

この映画は観た後の余韻がたまらない

この『ビッグフィッシュ』という映画は一度観たら忘れられません!

映像は綺麗で美しく、話はちょっぴり切なくも、最後までワクワクできる映画。

ティム・バートン監督は、ファンタジーの中に人生の教訓を入れるのが上手いです。

人付き合いの大切さや、慈善の素晴らしさ。この映画を観て、ぜひ皆さんにも余韻に浸ってほしいと思います。

もし良ければ感想をTwitterのDMで送ってください!

Follow @walking_planets

こんなに素敵な映画は他にない!とは言い過ぎかもしれませんが、

本当に人生の糧になる映画です。

今はAmazonプライムビデオで無料で観れるので、ぜひ機会があったら観て欲しいと思います。

それでは次の記事で!

Filed Under: 洋画

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保育園の頃に観た『ウルトラセブン』の影響で『特撮』『アニメ』『映画』『SF作品』にどんどんハマっていきました。

皆さんは映画やアニメを観た後、誰かと語りたい!と思ったことはありませんか?
「あのシーンにはどんな意味があるんだろう?」「この作品はどこが面白いんだろう?」

考察や感想に正解は無いと思っています。作品を観てどう感じたか、どう考察するか、聞くのも話すのも大好きです。

同じ映画やアニメに興味を持った人が、すこしでも納得出来る回答を見つけて欲しいと思ってブログを立ち上げました。

考察、解説系のブログ以外にもレビュー系の記事も上げています。

面白い映画や漫画、アニメを見るとフィギュアが欲しくなりますよね。
しかし値段もそこそこする、そんな時このブログを見てちょっとでも判断材料にしてもらえればと思います。

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