皆さん実写映画『アラジン』は観ましたか??
「ディズニーはあまり興味ない」という人も是非、ウィル・スミスの演技だけでも観に行ってはいかがでしょうか?
ウィル・スミスは…
宇宙人と戦ってもカッコイイ
ロボットと戦ってもカッコイイ
悪党になってもカッコイイ
親になってもカッコイイ
本当に何やってもカッコイイ俳優ですね。大好き。
そんなウィル・スミスが出演している映画を、これからどんどんブログに書いていこうと思います。
第一弾として、今回レビューする映画は『アイ・アム・レジェンド』
原作はリチャード・マシスンの『地球最後の男』
目次
ウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』
舞台は2012年のニューヨーク。しかし、華々しい面影はなく、廃墟と化していた。
物語の主人公は元アメリカ陸軍の兵隊、そして科学者でもあるロバート・ネビル(ウィル・スミス)。
ロバートは、ウイルス感染が広まり、世界の人口が9割滅んだ中で生き残った、ニューヨークで最後の男だった。
彼は愛犬のサムと、廃墟の動物園から逃げた動物を狩り、公園で穀物(多分とうもろこし?)を育て飢えを凌ぎ、毎日自分意外の生存者はいないか、ラジオでメッセージを発信していた。
物語は回想シーンへ。
3年前、ある研究者が「はしかウィルス」を元に、ガンの治療薬(KV)を開発。治療薬は多くのガン患者に投与され、投与された全員が治癒。
しかし、試験投与された人のうちの約半分から、狂犬病のような症状が出始めてしまった。治療薬は、人を死に至らしめるウィルスへと変貌した。
やがてウィルスは世界中に広まっていく
ウィルスは、ニューヨークが感染元であり、大統領は軍を出動させニューヨークを封鎖。しかし、ウィルスは空気感染により世界中へと広がってしまった。
ウィルスの致死率は90%。
当時(2012年)の総人口約60億人の内、54億人が死亡した。
残った6億人は免疫があり、生き延びることができた。
しかし、生き残った6億人の内、98%は全身の体毛と理性、太陽光への耐性を失い、その代わりに超人の様な身体能力を得て、隣人を襲う『ダーク・シーカー』という化け物になってしまった。
ダーク・シーカー化にも免疫があったロバートは、廃墟と化したニューヨークを一人でたくましく生きていた。
愛犬サムと共に行動
ロバートは、愛犬サムと昼間は動物を狩り、夜になると活動が活発になるダーク・シーカーの群れを、警戒しながら暮らしていた。
ロバートは自宅の地下にある研究室で。ウィルスの研究を続けていた。ダーク・シーカーを人間に戻す、実験を繰り返していた。
ある日、臨床実験のために女性形のダークシーカーを捕らえたロバート。
その日を境に、ダーク・シーカーのボスから狙われる様になってしまい、ロバートは逆にダーク・シーカーの罠にかかってしまう。
襲われ、なんとか逃げるものの、愛犬のサムが、ダーク・シーカーに噛まれてしまった。
ダークシーカーになっていく愛犬を、ロバートは飼い主として涙ながらに殺し、孤独を紛らわしてくれる相棒を失ってしまう。
復讐心に燃えたロバートは怒りに身を任せ、ダークシーカーの群れを車で轢き殺して回りますが、数で押されロバートは危機に陥る。
しかし、生存者へのメッセージを聞いてやって来た女性アナと、その子供のイーサンによって救出された。
次の朝、ロバートは2人に「北に生存者達の暮らす集落があるから、そこへ一緒に行こう。」という話を聞く。
しかし、そんな根拠のない話を唐突にされ、楽しみにとっておいたベーコンと卵を勝手に食べられたロバートは、好きに2人で行ってくれと突き放す。
しかし、ロバートを救出した時のアナのミスが原因で、ロバートの家は、ダーク・シーカーのボスに突き止められていた。
夜になり、ダーク・シーカーの群れが、ロバートの家へと押し寄せる。
万が一の備えをしていたロバートの家は、ダークシーカー対策の爆弾などで応戦しますが、敵の多さに負け、屋内への侵入を許してしまう。
ダークシーカー化した被験体が元の人間に
2人を連れて地下の実験室に逃げ込んだロバートが見たのは、被験体のダークシーカーが元の人間に戻る姿(実験成功)だった。
ロバートは、実験体から血清を採取し2人に託すと、持っていた手榴弾と共に群れを率いてるボスと自爆する事で、2人を逃がすことに成功。
その後、アナとイーサンの2人は北部のコロニーに到着。ロバートの実験の賜物である血清を、集落の人たちに伝えた。
そしてロバート・ネビルは、世界を救った「伝説」になった。
アマゾンビデオで観られる別エンディング【ネタバレあり】
今、Amazonプライムビデオでは『アイ・アム・レジェンド』の別エンディングバージョンを見る事が出来ます。
なんと!
別エンディングはロバート・ネビルの生存ルート!
ロバートは「ダークシーカー」ボスと和解し、アナとイーサン2人と共に、北にあるコロニーへと向かいます。
不覚にも、別エンディングバージョンをAmazonプライムビデオで初めて観た僕は、このエンディングに大満足でした。
映画好きの知り合いは「アイ・アム・レジェンドは最後主人公が死ぬから嫌だ。」と言っていたので教えてあげたい!
ウィル・スミスには世界を救う器がある
本作もそうですが、『インデペンデンス・デイ』や『メン・イン・ブラック』など、ウィル・スミスは世界を救う程の器がありますね!
この『アイ・アム・レジェンド』が公開されたのは2007年。
ゾンビと言えばノロノロ襲ってきて、銃があれば簡単に倒せる。
そんなイメージだった当時、全速力で走って殺しにくるダークシーカーは衝撃的でした。
今は『ワールドウォーZ』やPS4ゲーム『デイズゴーン』の影響で、「素早いゾンビ」を見慣れているかもしれませんが、当時はかなり不気味に描かれていました。
他にも、暗闇でダークシーカー達が身を寄せ合う姿や、ゾンビはなぜ日中に人間を襲わないかを正確に描いているこの映画。そのシーンだけでも、この映画には価値があります。
ゾンビ映画は多いですが、この映画は他と一線を画していると思います。
※『アイアムアヒーロー』という漫画とは全く関係ないよ!同じパンデミックものだけど。
パンデミック=広範囲におよぶ流行病のこと
これからも、ウィル・スミスの出演作をどんどんレビューしていきたいと思うので、是非そちらも見てください!
それでは次の記事で!