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ウォーキングプラネット - アニメ・漫画考察置き場

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『ハズビン・ホテル』各キャラの魅力とセンスが抜群。YouTubeで観れる最高のカートゥーンアニメ。レビュー&解説。

Last Updated on 2020-02-19 By arisuke

引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

※引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

YouTubeにて、パイロット版(試作品)の1話が公開され3ヶ月がたち、すでに2700万再生を記録した『ハズビンホテル』。

現在パイロット版が1話と、予告編やショートムービーしか公開されていませんが、こんなに続きが楽しみになるアニメは素晴らしいです。

どんなアニメも第1話は重要で、多くの人の心を掴まなければなりませんが、『ハズビン・ホテル』は大成功したと言えるでしょう。

今回は、そんな『ハズビン・ホテル』の魅力的なシーンやキャラクターについて、順に書いていこうと思います。

目次

  • センス抜群。世界観&ストーリー。
    • チャーリーの良きマネージャー。『バギー』
    • ラジオ声がかっこいい。『アラスター』
    • 愛すべきオネエキャラ。『エンジェル・ダスト』
    • やれやれ系のおっさん。ハスクについて。
    • 可愛らしいマスコット的存在。ニフティについて。
    • 愛すべきやられ役。サー・ペンシスについて。
  • 第1話のお手本のような、ラストシーンで魅せる期待感
    • 最後に。YouTubeで観られるのが信じられない。

センス抜群。世界観&ストーリー。

まず『ハズビン・ホテル』の最高な点として、世界観のセンスが抜群だというところです。

舞台となるのは『地獄』で、登場するキャラクターは悪人や悪魔、怪物です。

カートゥーン調のアニメというだけで、「クスリ」や「ポルノ」、「犯罪」や「流血」のシーンがあり、全然子ども向けの作品ではありません。

しかし、観ていて気持ち悪くなるような残酷な表現や、グロテスクなシーンはありません。

ミュージカル風のシーンがあったりと、むしろ全体的な雰囲気は明るいです。

世界観&ストーリー

『ハズビン・ホテル』は、地獄が舞台のお話です。

地獄は人口過剰により365日に1度、天使によって住人が虐殺される世界。

そんな地獄の現状に、気を病んだ地獄のプリンセスのチャーリー。

主人公のチャーリーは地獄育ちで、この虐殺をなんとか別の方法で解決できないか、対策を考える。

罪人や悪魔たちが、虐殺による消滅ではなく、「自らの罪を贖罪すること」によって、地獄から天国に行ってほしい

と考えたチャーリーは、贖罪を助ける「ハッピー・ホテル」を開設した。

新しい!これまで日本のアニメにも『地獄』というものを、ポップに描いたり現実的に描いたりする作品は多くありました。

市役所のように罪人への罰を資料で決めたり、悪魔をサラリーマンのように描いたり、専属ロックバンドがあったり。

もう出尽くしてきたかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

日本人の感性にも刺さる絶妙な設定だと思います。

チャーリー
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

地獄に落ちてきた悪魔や罪人と違って、チャーリーは地獄生まれです。地獄の王ルシファーとリリスの娘です。

興奮すると角が生えて牙がむき出しになったり、目が赤くなっりと、血はしっかり受け継いでいる様子です。

しかし、心から地獄の住人達のことを考えており、人を思いやる心を持っているのは事実です。

時には努力が空回りしてしまったり、純粋で健気に頑張る姿は、正統派なヒロインといった感じで好感が持てます。

すぐに歌ってしまう癖があるようで、テレビにて『ハッピーホテル』を宣伝する時も歌ってしまいます。

悪魔達にはバカにされていますが、挿入歌でもある『悪魔は皆心に虹がある』はかなり面白い曲です。

歌声も美声で、ぜひヘッドホンで聞いてみて欲しいです。(『ハズビンホテル』は全体的に音響のレベルが高い。雑踏やラジオ、SE等。)

主人公のチャーリーだけでも魅力的ですが、『ハズビン・ホテル』は各キャラクター達、全員にユニークな個性と面白い設定があります。

チャーリーの良きマネージャー。『バギー』

vaggie
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

バギーのモチーフは蛾の悪魔。

トレーラーが公開された当時は、やたらと刃物を扱ったり、激昂したりとヒステリックな印象でしたが、パイロット版ではその印象はほぼ無くなりました。

暴力的な面はありつつも、チャーリーのマネージャーとして「罪人の贖罪を促す施設、ハッピーホテル」を本気で応援していたりと、世話焼きのお姉さんのような印象です。

用心深くて、他人に対して警戒心を解きませんが、チャーリーに対してだけは甘いのが、なんとも魅力的です。

ラジオ声がかっこいい。『アラスター』

alastor
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

鹿の悪魔。『ハズビン・ホテル』第2の主人公といっても過言では無い存在のキャラクターです。

こいつがとにかくかっこいい。

「地獄に突然現れて、権力者達を虐殺して回り、その様子を地獄中に放送した。」

という過去を持ち、地獄の住人からは「ラジオデーモン」と呼ばれて恐れられています。

チャーリーの計画に協力するものの、それは理念に共感したのではなく、ただの娯楽のため。(後々、参加した本当の意味が明かされるかもしれません。)

生前は、表の顔はラジオホスト、裏の顔は大量殺人鬼だったこともあり、話し方は旧来のラジオパーソナリティの様で、とても紳士的です。

サディスティックで人を小馬鹿にしたりと性格は悪いですが、古臭い「親父ギャグ」を好んで使ったりと、どこか憎めません。

地獄の実力者達を虐殺しただけあって、瞬間移動したり、影を自由に操ったり、ホテルの新しい従業員を召喚したり、施設を一瞬で造ったりと、本当になんでもやりたい放題です。

そんなアラスターの雰囲気は、1994年公開の映画『マスク』や『アラジン』の「ジーニー」によく似ています。

ミュージカルのシーンは、チャーリーのシーンにも言えることですが、テンポがよくて歌詞に連想するものが次々と出てくるのが、とても爽快で面白いです。

ラジオデーモンと呼ばれる由縁は、ラジオで虐殺を放送したこと以外にもあって、アラスターは古いラジオ(真空管ラジオ)を通したような声で話します。

これがまたかっこいい。笑

マイケル・ベイ監督、実写『トランスフォーマー』の『バンブルビー(ラジオを繋ぎ合わせて話すロボット)』を観た時、「こいつが悪役だったらどんなにかっこいいだろうか。」とずっと思っていました。

私の念願を叶えてくれた『ハズビン・ホテル』は、それだけで応援できます。

愛すべきオネエキャラ。『エンジェル・ダスト』

angel-dust
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

クモの悪魔。地獄の成人向け映画の男優で、女性のような見た目で胸もあるけど、声は男で中身も男のゲイです。

性格は自由奔放で、暴力的。ハッピーホテルの最初のお客。

しかし、更生する気はなくて、タダで部屋を貸してくれるから泊まっているという感じ。

縄張り争いをしてるとこを、テレビに撮られハッピーホテルの評判を落としてしまいます。

その事を気にしていないような素振りは見せるものの、チャーリーが落ち込んでいる姿をみて、「かける言葉を迷っている」など、いじらしい姿も見られるため、実はいい人っぽい。笑

製作者曰く、チャーリーとは後に良き友人になっていくらしく、まさに愛すべきオカマキャラです。

これは持論ですが、「オカマキャラが魅力的な作品にハズレ無し」だと思っています。

『ワンピース』の「ボンクレー」や『クレヨンしんちゃん』の「ニーナ&サリー」「珠由良シスターズ」などなど。

オカマキャラを魅力的に描ける作品は、どれも名作です。

つまり『ハズビン・ホテル』も必ず名作になること間違いなしです。

やれやれ系のおっさん。ハスクについて。

husk
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

猫の悪魔。ギャンブル好きでアル中。アラスターとは旧知の中らしい。

ギャンブル中にアラスターに勝手にワープさせられてしまい、ホテルのフロントとバーテンダーを任せられたちょっと可哀想なキャラクター。

エンジェル・ダストからいじられていたり、次回からの他キャラクター達との掛け合いに期待したいです。

可愛らしいマスコット的存在。ニフティについて。

niffty
引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

一つ目の悪魔。アラスターに召喚された使い魔のような存在で、ちょこちょことした動きが愛らしいです。

掃除や料理が得意で、性格もおおらか。

汚れたホテルをみて「女性ばかりなのにおかしい。」とナチュラルディスをする場面も。

マスコットのように可愛らしい見た目だけど、爆発に巻き込まれたりとぞんざいな扱いを受けるシーンがシュールでなかなか面白いです。

ストリーミング配信中に、カタコトの日本語を話し始めた時はビックリしました。

愛すべきやられ役。サー・ペンシスについて。

引用:公式『ハズビン ホテル Wiki』より

蛇の悪魔。発明家で自信家。

卵の部下達と一緒に悪巧みをするが、ことある事に色んなキャラクター達に負けている。

いわゆるバイキンマンのような「やられ役」ですが、一話目で2回負ける悪役はなかなかいません。笑

チャーリーを宿敵と思っているようですが、ホテルにアラスターがいる限り、勝ち目はなさそうです。

コテンパンにやられてもめげない姿は、思わず応援してしまいます。

第1話のパイロット版に登場して主要なキャラクターはこのくらいでしょうか?

ニュースキャスターやチェリーボムなど、面白そうなキャラクターはたくさんいますが、それはまた続編が出たら話します

第1話のお手本のような、ラストシーンで魅せる期待感

公式 Youtube 『HAZBIN HOTEL (PILOT)』より

第1話が約30分で、最初から最後まで引き込まれるように観てしまいますが、特に凄いと思ったのはラスト2分の部分です。

アラスターが、ちょっかいを出してきたサー・ペンシスをあっという間に、圧倒的な力で片付けてしまう。

こんなの序の口かの如く、平然と話を変えてホテルに向かうアラスター。

ニコニコついていくニフティ。観念したハスクにエンジェル・ダストが投げキッス。

純粋にアラスターが協力してくれることを喜ぶチャーリーに、バギーはにっこりするものの、内心ものすごく不安。

このシーンだけで、主要なキャラクター達の性格のおさらいができてしまいます。

個性豊かなキャラクター達の『これから』にものすごく期待させられます。

カートゥーン調のアニメには、日本のアニメのような繊細な風景描写や、緻密な機械は登場しません。

だからこそ、登場させる最低限のキャラクターの立ち位置や構図、表情が素晴らしいです。(もともと比べるものでもありませんが)

例えば、アラスターが最初にチャーリーを尋ねたシーン。

テンポがいいので流して観てしまいそうですが、この時ちゃんと握手をしていません。

基本的に軽いノリで、ボディランゲージ多めのアラスターですが、左手で左手を握ったりしても、後に契約の証ともなる握手は軽々しくしません。

『ハズビン・ホテル』は、こういったちょっとしたシーンの気遣いに溢れています。

最後に。YouTubeで観られるのが信じられない。

『ハズビン・ホテル』は音楽にもすごくこだわりを感じます。ヘッドホンを付けて聞くと立体音響の凄さが実感できます。

雑踏や路上から聞こえてくるテレビの音、ラジオの声。音響の良い映画館で観たいくらいのレベルです。

光の加減や色使い、各キャラクターのバックボーンの設定すべてが、従来のカートゥーンアニメとは一線を画していると思います。

カートゥーン調のアニメといえば、光が一定の方向からしか当たっていなかったり、物理法則がおかしかったりするのが特徴でもあります。

『スパイダーマン スパイダーバース』では、それをネタにもしていました。

しかし、『ハズビン・ホテル』は良い意味でネタにはできません。

大人が観るアニメとして成り立っていると思います。楽しみに続報を待ちたいです。

それでは次の記事で!

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