ルーベン・フライシャー監督が手懸けた『ヴェノム(2018)』と『スパイダーマン』がついにクロスオーバーするとの情報が発表されました。
このブログでは、『スパイダーマン』の様々な新情報を書いてきましたが、ついに朗報を記事にする事ができます。
この記事では、主に『スパイダーマンVSヴェノム(課題)』の内容。そして、登場するであろう新ヴィランについて、考察していきたいと思います。
次回作の『スパイダーマン』は監督も演者もやる気満々。
『ヴェノム』を手懸けた、ルーベン・フライシャー監督は、『ヴェノム』公開当時から、「『スパイダーマン』と『ヴェノム』のクロスオーバーは必然」と語りました。
フライシャー監督によると、「トム・ホランド(ピーターパーカー役)もトム・ハーディ(エディ・ブロック役)も楽しみにしている」と語っているらしく、『スパイダーマン』と『ヴェノム』がクロスオーバーするなら、監督と演者、共に気合いの入った作品になることは間違いなさそうです。
マーベル・シネマティック・ユニバースとソニー・ピクチャーズの交渉は、破談となっていましたが、2019年9月に『スパイダーマン』の映画について、再び契約を結んだ事が報道されました。
これによって『スパイダーマン』のマーベル・シネマティック・ユニバース残留が決定。ソニー・ピクチャーズが展開する、スパイダーマンのユニバース化にも加われることになります。
MCU・マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、スパイダーマンは「複数のシネマティック・ユニバースを行き来する唯一のヒーロー」だと言います。
もともと、アニメ映画『スパイダーマン・スパイダーバース』には、トム・ホランド演じるホームカミング版のスパイダーマンも登場する予定だったそうです。
ただ、当時のMCU(ディズニー)とソニー・ピクチャーズの関係が良好ではなかったために、アニメ映画でのクロスオーバーは叶いませんでした。
しかし、今回の再交渉の結果から『スパイダーマン スパイダーバース』とのコミックや、TVアニメシリーズでの共演が現実味を帯びてきました。
今回のMCU(ディズニー)とソニー・ピクチャーズの再交渉がいい方向に向かった結果、監督や演者のみならず、両社そろってやる気になっている様です。
そこで気になるのが『スパイダーマンVSヴェノム(課題)』ですよね!
『スパイダーマン』と『ヴェノム』がクロスオーバーしたらどうなるのか、考察していきたいと思います。
スパイダーマンとヴェノムは共闘する?
出典:https://www.marvel.com/
『スパイダーマン』と『ヴェノム』と言えば宿命のライバルです。『ヴェノム』は『スパイダーマン』の事が大嫌いで、事あるごとに喧嘩をしています。
しかし、『ヴェノム』はただのヴィランではありません。ダークヒーローの一面を持っています。
『ヴェノム』は自分流の美学と良心を持っており、『スパイダーマン』と戦うのは、『市民を守る正義のヒーロー』が嫌いなのではなく、『スパイダーマンであるピーター・パーカー』が嫌いだからです。
原作では、時に『スパイダーマン』と『ヴェノム』は協力して敵に挑む時がありました。
その話が、『スパイダーマンVSヴェノム』では描かれると考えられます。
では『スパイダーマン』と『ヴェノム』が協力するのはどんな時か?
それは『カーネイジ』と戦う時です。
ヴェノムの100倍凶悪『カーネイジ』とは?
皆さん『カーネイジ』というキャラクターを知っていますか?
『カーネイジ』は、原作コミック『スパイダーマン』に登場する正真正銘のヴィランです。
ヴィランと言っても、ダークヒーローとしての自分流の美学や良心を持つ『ヴェノム』とは違い、『カーネイジ』は良心が微塵の欠片もありません。
『カーネイジ』は『ヴェノム』と同じように、『シンビオート』という寄生生物に人間が取りつかれた姿です。『キャサディ』という殺人鬼に、シンビオートが取りついた姿を『カーネイジ』と呼びます。
『ヴェノム』が『スパイダーマン』に協力した理由は、『カーネイジ』の誕生が『ヴェノム』の責任であり、仕方なくという形で共闘しました。
『シンビオート』の特性は、取り憑いた人の性格が強調されることです。
狂った殺人鬼に『シンビオート』が取りついたことで生まれた『カーネイジ』には、一切の良心がなく、尽きることの無い破壊衝動と、殺人欲だけを持っています。
『カーネイジ』を倒すために『スパイダーマン』と『ヴェノム』が手を組む展開は、原作コミックでもかなり胸が熱くなる展開でした。
さらに、マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』と、ソニーピクチャーズ版『ヴェノム』では、それぞれ別々でキャラクターとして誕生しており、『ヴェノム』が『スパイダーマン』を恨む要素はひとつもありません。
『スパイダーマン』と『ヴェノム』が、勘違いかなにかで戦う場面はあっても、それはライバルとして描かれると思います。
かえって『カーネイジ』は、スパイダーマンとヴェノムが、手を組む舞台装置として、役が与えられると考えられます。
カーネイジの名前自体は、『ヴェノム(2018)』から出ています。
登場シーンはエンドロール後で、エディ・ブロック(ヴェノム)が、刑務所にいるカーネイジ(キャサディ)に対して面会をしていました。
そこで、キャサディが『俺がここ(刑務所)を出たら大殺戮(カーネイジ)になる』というセリフを残して物語は終わりました。
今は、スパイダーマン/ピーターパーカー役のトム・ホランドと、ヴェノム/エディ・ブロック役のトム・ハーディしかコメントを残していませんが、カーネイジ/クレタス・キャサディ役のウディ・ハレルソンのコメント発表に期待です。
『カーネイジ』は『ヴェノム2』に出演予定
出典:https://www.marvel.com/
最近では、『ヴェノム2』にカーネイジが出るとの発表されました。それでは、『スパイダーマンVSヴェノム』では『カーネイジ』が出ないのか?と言うと、そうではないと思います。
なぜなら『ヴェノム2』には『カーネイジ』以外にも、『カーネイジ』のパートナーである、『シュリーク』という女性ヴィランも登場予定があるのです。
つまり、『シュリーク』が『ヴェノム2』で倒され、さらに強力になった『カーネイジ』を『スパイダーマンVSヴェノム』では登場させるのではないかと思います。
やはり、『スパイダーマン』と『ヴェノム』が登場するのなら、互いの戦闘シーンだけで終わらず、『スパイダーマン3』では実現されなかった、スパイダーマンとヴェノムとの共闘をぜひ、実写で観せてもらいたいです。
『ヴェノム2』と『MCUスパイダーマン』の続編に今後も目が離せません。今後も新情報が発表され次第、記事を上げていこうと思います。そちらもぜひよろしくお願いします。
それでは次の記事で!