こんにちは!アリスケです。
『チェンソーマン』武器人間を考察してみる。2部登場の可能性。デビルマン、悪魔人間、ハイブリッドの一覧。についての記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事では『チェンソーマン』2部の考察として、『チェンソーマン』に登場する、人でも悪魔でも魔人でもない者達についてを、考察・解説・紹介をしていきます。
目次
人でも悪魔でも魔人でもない“武器人間”とは?
『チェンソーマン』にはデンジをはじめとした、人でも悪魔でも魔人でもない者達存在が登場します。
今のところ正式名称は無く、デビルマン、悪魔人間、ハイブリッド、武器人間とファンの間で呼び方は様々ですが、ここでは“武器人間”で統一します。
『チェンソーマン』の作中に登場する”武器人間”とは、人でも悪魔でも魔人でもなく、人工的に悪魔の内蔵を移植された人間であり、悪魔と違い不死身である。
トリガーとなる行為をすることで、瀕死の状態でも復活することができますが、血が足りない場合は無力化されてしまったり心臓そのものを抜き取られると死んでしまいます。
何度も復活できる上に、不死身なのでマキマの支配が解けた『チェンソーマン』2部では、再登場が期待されます。
武器人間はどうやって生まれてきたのか?これまで登場してきた武器人間の一覧。
武器人間の心臓は武器の名前を冠する悪魔の心臓でできており、確認されている武器人間たちは
- デンジ(チェーンソー)
- レゼ(爆弾)
- クァンシ(弓矢)
- サムライソード(刀)
- 鞭の悪魔の武器人間
- 長剣の悪魔の武器人間
- 火炎放射器の武器人間
の7名です。
彼らで全員なのか、まだほかにいるのかはわかりませんが、サムライソードは刀の悪魔を心臓に移植されたことで武器人間になったそうなので、武器の悪魔さえいれば増やせる存在なのかもしれません。
しかし、簡単に増やせるのならチェンソーマン戦でマキマはもっと戦力増強のため、武器人間の数を増やしたと思います。
マキマはデンジに初めて出会った時、武器人間の存在をめずらしがっていました。
珍しがるということは、他にも武器人間は存在するが、簡単には作れないということと考えられるため、2部で武器人間の作る方法が詳細に明かされることを期待します。
弱いのはチェンソーマンのせい?第二次世界大戦が消えたことによる弱体化。
武器人間達は不死身で攻撃力が高いので、作中ではかなりの強敵として描かれています。
しかし、弱点も多くサムライソードは居合切りしか技がなかったり、レゼは水の中で爆弾の力を使えません。
マキマ対チェンソーマン戦でチェンソーマンに6人がかりで圧倒されていました。武器の使い方には、工夫が出来るので個人の技量の差も大きいでしょうが、それでもデンジ以外の武器人間達は少し弱いです。
チェンソーマンが悪魔からも恐れられて力を集めていたから圧倒的に強いという理由もあるでしょうが、弱さの1番大きな理由は、チェンソーマンが第二次世界大戦を食べてしまったことが大きく関係していると思います。
チェンソーマンはなぜか食べたものの存在を消すことができます。そしてチェンソーマンは第二次世界大戦の悪魔を食べてしまったことで『チェンソーマン』世界では“戦争”に対する恐怖が弱くなってしまっています。
特に爆弾や火炎放射器は第二次世界大戦で多くの人を苦しめました。「第二次世界大戦 爆弾」「第二次世界大戦 火炎放射器」とインターネットで調べてみると、数多くの惨い写真や資料がでてきます。
戦争と聞くと多くの人は第二次世界大戦を思い浮かべます。その第二次世界大戦が消えてしまったことで、戦争に関するものの恐怖が薄れてしまい、戦争に使わないけど危ないのは誰にでもわかるチェーンソーだけが、変わらない強さを持っています。
さらに、『チェンソーマン』世界では高校生でも斧や刀を持ち歩くことができます。人を殺す武器と言うよりも、悪魔から身を守る物という意識が強いのかも知れません。
武器の悪魔達と4人の騎士。ヨハネの黙示録との関係とは?
武器人間達の元となった武器はそもそもチェンソーマンに食べられてしまっています。しかし、存在は消えなかった不思議な存在です。
武器人間のもととなった武器の悪魔達は、4人の騎士と協力してチェンソーマンと戦ったそうですが、戦闘中にチェンソーマンが姿を消してしまったそうです。
武器の悪魔達はひとまず置いておいて、4人の騎士というのはヨハネの黙示録の4体のライダー達が元ネタだと考えられています。
- 支配をもたらすホワイトライダー
- 戦争をもたらすレッドライダー
- 飢餓をもたらすブラックライダー
- 疫病、死をもたらすペイルライダー
ホワイトライダーは支配の悪魔ことマキマでしょう。そして戦争のレッドライダーは2部より登場した戦争の悪魔のヨルだと考えられます。
飢餓の悪魔や死の悪魔はまだ未登場ですが、連載が続けば登場することは確実です。
四人の騎士は人間の誰しもが共通して恐ろしいと感じる概念達です。武器の悪魔達とも強さは別格だったでしょう。
武器の悪魔達が消えなかった理由。戦争の悪魔が関係しているのか?
武器の悪魔達も昔のチェンソーマンとの戦いで負傷したか、食べられてしまったのでしょう。
彼らの存在が消えなかった理由は、やはり武器人間化したことが主な理由だと考えられます。
武器の悪魔達の存在が消えなかったことについてマキマはなぜかわからないと言っていますが、その顔には余裕があります。おそらく見当くらいはついているのだと思います。
ここで関係してくるのが、戦争の悪魔では無いでしょうか。
戦争の悪魔が存在を消さない限り、戦争に関わったものが完全に消えることはありません。
人間の記憶から消えてしまったとしても、写真や動画、資料には記録が残ります。
第二次世界大戦が消えても過去の戦争の歴史は消えません。例えばローマ軍隊の資料には歴史に名高いファランクスが描かれており、槍がどれほど恐ろしい武器か記されています。
チェンソーマンが悪魔を食べても、人間の記憶から消えても、記録された資料などからは存在は消せないのでしょう。
その意識と現実のズレが存在だけ残るという奇妙なズレを生じさせたのではないでしょうか。
武器人間が『チェンソーマン』2部に登場する可能性について。
レぜやサムライソード、クァンシはファンからの人気も高く、再登場が期待されています。
彼らは不死身でデンジに負けた後はマキマの支配下にありましたが、マキマの亡あと支配から解放された武器人間たちは、公安に協力することで生き長らえているかもしれません。
『チェンソーマン』2部には人間を武器にできる戦争の悪魔が登場します。
戦争と武器とは切っても切り離せない存在です。戦争の悪魔はいまだに打倒チェンソーマンを掲げており、チェンソーマンに恨みがある本編未登場の武器人間が出てきても盛り上がりそうです。
武器人間達のもとになった武器の悪魔たちがチェンソーマンと戦った理由も、武器人間達の正確なつくりかたもまだ謎なままです。心臓さえ移植できれば、概念系の悪魔も不死身の人でも悪魔でも魔人でもない存在になれるのでしょうか。
武器人間はどのキャラもデザインが秀逸なので、2部でも登場に期待です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。