こんにちは!ありすけです。
考察解説『チェンソーマン』ポチタの正体と契約について。傷を負わせた相手は?2部での活躍、ネタバレ。についての記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事では『チェンソーマン』2部の考察として、『チェンソーマン』に登場する”ポチタ”についてを、考察・解説・紹介をしていきます。
目次
ポチタの正体とは?デンジの親友であり、犬の皮をかぶった悪魔
ポチタは、可愛らしいデフォルメをされた、犬の姿をしたチェーンソーの悪魔で、『チェンソーマン』のマスコットポジションでありながら、物語の中で一番重要なキャラクターです。
ポチタとデンジの出会い
ポチタは何者かに致命傷を負わされた状態でデンジと出会いました。
親を失い、借金地獄のデンジはポチタに血を分け与えることで命を救い、ポチタはデンジに悪魔狩りをさせることで生活資金を稼ぐ手伝いをします。
極貧の生活の中で、デンジとポチタは悪魔と人間の契約の枠におさまらない友情と親愛を育んでいきました。しかし、そんなつつましい生活も続かず、デンジは悪魔に襲われ、死にそうになります。
ポチタはデンジを助けるために、デンジの心臓になることでチェンソーマンになる力を与えます。デンジは自分を瀕死に追い込んだゾンビの悪魔をチェンソーマンの力で倒し、公安に引き取られていきます。
ポチタは心臓になってもデンジの中で生きており、時にデンジに協力して戦うこともあるようです。
デンジが生きている限り、ポチタも生きているので『チェンソーマン』2部でのポチタの活躍も楽しみです。
ポチタは“チェンソーの悪魔”ですが“チェンソーマン”として地獄でヒーロー活動?をしていました。助けを求められたら加害者も被害者も両方殺してしまい、気に入らない悪魔は食べてしまうという、ダークヒーローといっていいのかわからないめちゃくちゃな行動です。
さらにチェンソーマンに食べられてしまうとなぜか悪魔の冠している名前の存在がこの世から消えてしまいます。
『チェンソーマン』世界の悪魔は輪廻転生を繰り返し、死んでも自分の名前が恐れられている限り消えることはありませんが、チェンソーマンに食べられてしまうと輪廻転生の輪から外れてしまいます。
このことが悪魔にとってチェンソーマンを恐れさせ、チェンソーマンの力の源になっています。
『チェンソーマン』2部では戦争の悪魔が、チェンソーマンに食べられた悪魔を吐き出させるという発言をしているのでもしかすると復活できる方法があるのかもしれません。それを機にチェンソーマンの能力の秘密も明らかになってほしいです。
ただ、悪魔の中には天使や蜘蛛の悪魔のように名前とは一切関係ない能力を持っている悪魔もいるので、“そういうもの”としてしか描かれないかもしれません。
ポチタに傷を負わせた悪魔は?銃の悪魔か、それとも四騎士か。
ポチタはチェンソーマンという強力な悪魔でしたが、戦闘による負傷で犬の弱弱しい悪魔になってしまいました。
ポチタは
- 支配の悪魔
- 戦争の悪魔
- 飢餓の悪魔
- 疫病or死の悪魔
- 刀の悪魔
- 鞭の悪魔
- 火炎放射器の悪魔
- 槍の悪魔
- 弓矢の悪魔
- 爆弾の悪魔
- 長剣の悪魔
との戦闘中に姿を消し、ポチタの姿になるまで他の悪魔と戦っていたことがマキマのセリフから考察できます。
デンジとポチタが初めて会った時、ポチタには銃創があったことから、デンジを瀕死に追い込んだのは“銃の悪魔”ではないかと考えられています。銃の悪魔のほうも、作中では何者かによって倒されたことが語られています。
ポチタがデンジと契約することで生きながらえたように、銃の悪魔も国と契約することで生きながらえていました。銃の悪魔はチェンソーマンことポチタのことを恨んでおり、デンジの心臓(ポチタ)に執着しています。
四騎士の悪魔や武器の悪魔たちは、いまだにチェンソーマンを恨んでいてもおかしくはないですし、銃の悪魔もまだ死んでいません。
さらにデンジは、チェンソーマンの姿でいまだに悪魔狩りを続けているのでデンジとポチタの敵はどんどん増えていくでしょう。
チェンソーマン(ポチタ)の命が狙われる理由は、過去の無茶苦茶な活動が原因だと思いますが、支配の悪魔のような事例のように、中にはチェンソーマンの力を利用しようとする勢力もあります。
銃の悪魔や、武器の悪魔をはじめとした、チェンソーマン(ポチタ)との過去の関係も『チェンソーマン』2部で描かれると嬉しいですね。
実はチェンソーの悪魔ではない?ポチタの従えていた眷属たちの謎。2部での注目ポイント。
チェンソーマンにはマキマ以外にも慕っている者たちがいました。彼らは眷属と呼ばれポチタ公認であったかどうかはわかりませんが、マキマ曰く全員にそれぞれ信仰心があったそうです。
眷属
・セラフィム
元ネタ→熾天使・セラフィム。
・ビーム
元ネタ→智天使・ケルビム。
・ガルガリ
元ネタ→座天使・ガルガリン。
・ドミニオン
元ネタ→主天使・ドミニオン。
・ヴァーチェ
元ネタ→力天使・ヴァーチェ。
・パワー
元ネタ→能天使・パワー。
・プリンシ
元ネタ→権天使・プリンシパリティ。
・エンジェル
元ネタ→天使・エンジェル。
彼らにはそれぞれ天使の階級をもじった名前がついており、それが単なる仲間内だけの呼び方なのか、ほかの悪魔にも認知されているものなのかも不明です。
気になるのは、なぜか大天使・アークエンジェルに相当する悪魔がいないことですが、ファンの間ではアキ(銃の魔人)が層なのではないかと考察されています。
アークとアキは語感が似ていますし、銃の悪魔がポチタに執着するのも、歪んだ信仰心によるものなのかもしれません。
彼らの信仰はチェンソーマンの無茶苦茶なヒーロー活動と、「食べられたものは存在が消える」という神がかり的な能力に感銘を受けたからだと考えられます。
『チェンソーマン』作者である藤本タツキ先生は「食べられたものは存在が消える」という設定は2部で深堀して描いていくと語っています。
ポチタは本当にチェンソーの悪魔なのか?チェンソーマンに食べられた悪魔たち今後登場するのか?眷属たちの再登場はあるのか?これからの2部の展開に目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。