この記事では『チェンソーマン』2部の考察として、『チェンソーマン』第104話についてを、
・語られる戦争の悪魔の過去。
・金がないデンジ。
・デンジ渾身のネタバレ。
・新たなチェンソーマン構文。「チェンソーマン信者ってなんでも擁護しちゃうよね!そこも嫌い!」
以上の項目に注目して読者の反応や気になる伏線を考察・解説・紹介をしていきます。
目次
『チェンソーマン』103話のおさらい!デンジと接触する吉田ヒロフミ
104話を語る前にまずは103話を振り返ってみましょう。
- 賛否両論のチェンソーマンに対する世間の反応。
- デンジと接触する吉田ヒロフミ
- 自分がチェンソーマンだと正体がばれたいデンジ
- 不吉な壁絵
特に読者が反応したのは、やはり『正体がばれたいデンジとばれてほしくない吉田ヒロフミ』の関係だと思います。
104話でもデンジと吉田ヒロフミのやり取りが中心になって物語が進行していきます。
『チェンソーマン』104話にて語られる戦争の悪魔とチェンソーマンの因縁
『チェンソーマン』104話ではついに戦争の悪魔とチェンソーマンの因縁が語られました。
戦争の悪魔は過去にチェンソーマンと戦い、優勢だったものの何度も復活するチェンソーマンに敗れてしまったそうです。
そこからチェンソーマンに食べられたことで、戦争は映画やゲームの世界の物となり、恐怖が薄れてしまったそうです。
戦争の悪魔は弱体化に加えて、このままでは娯楽の一つになってしまった“戦争”という概念そのものが、みんなに飽きられて忘れられてしまうのではないかと危惧してします。
さらっと語っていましたが、戦争の悪魔は過去にチェンソーマンと戦い、何度も殺したそうですが、あのマキマや武器人間たちが束になってもかなわない全盛期のチェンソーマンを“何度も”殺せるとは、やっぱり戦争の悪魔も昔は相当強かったそうです。
とはいえ、今はコウモリの悪魔にも勝てないほど弱体化しているので、今後の戦争の悪魔の動きに注目です。
女子高生のイスになるデンジ。アキの貯金は何処へ…
103話に続けて104話にもデンジが登場して嬉しい!と思ったらデンジはクラスメイトのイスになるバイトをしていました。しかも10分10円って…。そんなにお金に困っているのでしょうか。
アキから譲り受けた遺産は何処にいってしまったのか疑問です。デンジは現在ナユタと二人暮らし中なので生活にお金がかかることはわかりますが、さすがにもっとまともなバイトをやったほうがいい気がします。
彼女が欲しいデンジ。吉田ヒロフミと協力関係に。
お話の中盤、吉田ヒロフミが再度デンジに接触を図ります。吉田はデンジがチェンソーマンだと正体がバレたいのは、モテて彼女が欲しいからだとあらためて聞きます。
そこで吉田はデンジの彼女作りのためな協力することを誓い、デンジとなんとか協力関係を築くことができました。
ついに接触するデンジと三鷹アサ。ヒーロー×ヒロイン
デンジの彼女にしたいタイプは「今すぐ彼氏が欲しい子」で、吉田の心当たりはなんと『チェンソーマン2部』ヒロインの三鷹アサでした。
三鷹アサは戦争の悪魔に体を乗っ取られたときに、吉田ヒロフミを武器にしようとして、学校の校門のまえでいきなり告白した過去を持ちます。
吉田はところかまわず告白してしまうほど、三鷹アサが彼氏を欲しがっていると誤認しているのか、面白がっているのか、またなにか企んでいるのかわかりませんが、ついに2人を引き合わせてしまいました。
盛り上がる?チェンソーマン談義。新たなチェンソーマン構文が誕生
三鷹アサとデンジは共通の話題として、チェンソーマンについて話しました。三鷹アサはチェンソーマンを嫌いだったが、今は普通だと語ります。
デンジはアサに対して何故チェンソーマンが嫌いだったか尋ねると、ぽんぽん嫌いなところが出てきました。
それに自分の事のようにデンジは反論してしまいます。
デンジの知ったかぶるような物言いにアサは「チェンソーマン信者ってなんでも擁護しちゃうよね!そこも嫌い!」と言いました。
これにはデンジもぐうの音と負け惜しみのように「チェンソーマンは頑張ってるのに」という言葉しか出てきませんでした。
この「チェンソーマン信者ってなんでも擁護しちゃうよね!そこも嫌い!」とい新たなチェンソーマン構文は早くもネタにされていましたね。
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チェンソーマン信者ってなんでも擁護しちゃうよね!そこも嫌い!— くるみるみ🌼skeb受付中 (@sakusenbest) September 14, 2022
ついに正体を“ネタバレ”するデンジ。届かない魂の叫び!
三鷹アサに論破されてしまったデンジはついに自分の正体を「オレがチェンソーマンなんだ・・・!」とドヤ顔で明かします。
ネタバレという104話の副題綺麗に回収しました。…が当然いきなりこんなことを言われても三鷹アサは信じず、「ダサっ」と言い放ってデンジの元を去ってしまいます。
吉田も「あれじゃ誰も信じないよ」とデンジに言いますが、デンジは「ホントにチェンソーマンなのにイイイ〜〜!!」と悔しそうに魂の叫びを上げます。
ここで104話は終わってしまいますが、次回105話では戦争の悪魔が今回の件についてどう思ったのか気になります。
最後に。つい今後のチェンソーマンのネタバレを探してしまう
104話の副題が“ネタバレ”なので、どこかに本当のネタバレが入ってそうなのも気になります。
「デンジがアサに正体をばらす構図が今後の見せ場で同じ構図でチェンソーマンに変身するのではないか?」
「アサが着ていたケーキのTシャツに意味があるのでは?」
など、今後の展開がさらに気になりますね。2部は舞台が学校という、血なまぐさい公安と違い比較的に平和な環境なのでバトルが少ないですが、日常パートも面白くて毎週楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。