こんにちはアリスケです!
【チェンソーマン2部】第103話「デンジドリーム」読者の反応まとめ。壁に掛けられた絵の伏線ととある組織の謎。考察解説。
この記事では『チェンソーマン』2部の考察として、『チェンソーマン』第103話についてを、
- 大人になった?デンジ。
- 吉田の所属するとある組織。
- ラストページの伏線。
の以上の項目に注目して、読者の反応や気になる伏線を考察・解説・紹介をしていきます。
目次
『チェンソーマン』102話のおさらい。人命<悪魔討伐。デビルハントに精を出すデンジ。
103話を語る前にまずは102話を振り返ってみましょう。
- アサとユウコの友情
- チェンソーマン対ゴキブリの悪魔
- トロッコ問題をぶっ壊すデンジ
- 偏向報道で祭り上げられるチェンソーマン
今まで潜在的に人から距離をとっていたアサがユウコと中を深めるシーンは感動のみどころでしたが、やはり読者が気になるのは久しぶりのチェンソーマンの姿でした。
相変わらずハチャメチャな戦闘をするチェンソーマンに、ファンは歓喜していましたが、同時に“あれは本当にデンジなのか”という不安もありました。
というのもデンジは『チェンソーマン1部』のラストバトルでチェンソーマン姿のポチタと協力して戦っていたので、もしかすると2部のチェンソーマンはデンジではなくポチタなのでは?という疑いがありました。
『チェンソーマン』103話でついにデンジ登場するも本物か疑われてしまう。
103話はデンジがゴキブリの悪魔と戦った現場で、次の日に街頭インタビューが行われているところから始まります。
インタビュー内容は「チェンソーマンをどう思っているか?」好意的な意見もありますが、中には嫌いな人もいるようです。
102話のニュースや『チェンソーマン1部』の様子を見る限りだと、チェンソーマンを好きな人ばかりかと思っていましたが、ちゃんとアンチもいるようです。
『チェンソーマン』の世界では悪魔に対する恐怖を下げるため、悪魔による被害が規制されて報道されているのとマキマの策略によってチェンソーマンのイメージが良くなりすぎて、2部ではものすごく弱体化してるのでは?と心配していましたが杞憂でした。
ファンが多く存在するぶん、アンチも多ければチェンソーマンの強さが下がりにくくなりそうですよね。
インタビューに答える雰囲気が大人になったデンジ。
インタビューでセルフプロデュースする主人公は珍しくデンジらしくもありますが、あまりにすんなりと登場するものだから驚いた読者も多いようです。
読者の中には、目のクマが増えて顔つきがちょっと大人びたデンジが、まだ本物かどうか疑っている読者もいるようです。
吉田ヒロフミのことを忘れていたり、殺し屋に狙われたことを忘れていたり、確かに普通のキャラクターなら本物か疑ってしまいますが、デンジなら女以外記憶していないのも、殺し屋のこともいちいち覚えていないことも納得できてしまいます。
そもそもデンジが吉田ヒロフミと出会った刺客編はデンジからすると“マキマさんとの旅行がいけなくなった”ことや“地獄で闇の悪魔にあったこと”、”人形の悪魔と戦ったこと”が印象つよすぎて、吉田ヒロフミやアメリカの殺し屋程度は忘れてしまっていてもおかしくはありません。
吉田ヒロフミが所属するとある組織の謎。
再会したデンジと吉田はカフェで話をします。吉田の目的は「デンジに平穏に生活を送ってもらうこと。」で、デンジになぜチェンソーマンになるのか聞きます。デンジは”モテたいから”と即答し、思わず反応に困ってしまう吉田の様子が面白かったですよね。
注目なのは吉田のセリフで、吉田はとある組織に所属していてその組織の目的はデンジに平穏に暮らしてもらうことを望んでいると語りました。
おそらくとある組織とは岸辺が発足した物でしょう。
攻殻機動隊やロンドベルのような政府組織からすこし独立した組織を、公安や政府に不信感をもつ岸辺はつくっていそうです。そこにはマキマから解放された武器人間たちもいるとこれからの展開が面白くなりそうです。
店員ドン引き。ケーキを素手で食うデンジ。店員はコベニか?
吉田とデンジが会話をしたカフェは不審な点があります。人が大勢通る大通りに面していて、店の外には人が何人もいるのに店の中には誰もいないところです。
もしかしたら吉田が大切な話をするために、人払いで店を貸し切りにしたのかもしれませんが、カフェもとある組織の物だと考えても面白いですよね。
ジャンププラスのコメントや漫画評価サイトのコメントにも考察している読者がいるようで、なかには店員がコベニじゃないかと考察している方もいました。
注文を受けていた人はコベニと顔が違いますが、料理を持ってきた店員の顔は画面外で描かれていません。そしてデンジを目の前にして「おまたせいた……しました。」とどもる様子もありました。
ただ単に、ホールケーキを素手で食べるデンジにドン引きしたのかもしれませんが、デンジに再会して動揺したコベニだとも思えてきます。
コベニは公安を退職してから、新しい就職先を飲食店に選んでいたので、カフェがとある組織のものならなおさら岸辺のつてで働いていてもおかしくありません。
壁にかかった意味深な絵。描かれた鳥かごの意味。今後の複線か?
そしてこれはおおくの読者も気になっていたようですが、103話のラストページのカフェの壁にかかった絵について考察していきます。
デンジと吉田の後ろには意味深な絵が飾られており、そこには「鳥かごに入った鳥の羽」が描かれています。
鳥といえば2部には戦争の悪魔のヨタカが連想されますが、絵が意味しているのは鳥かごの中に鳥がいないことです。
戦争の悪魔は1部には登場しませんでしたが、それはもしかすると公安orとある組織に囚われていたからで、いまは自由になっていることを意味しているのかもしれません。
戦争の悪魔は核兵器の悪魔を吐き出させるためにチェンソーマンに近づこうとしており、吉田とデンジが話す後ろにこの絵がかかっているというのも、今後の不吉な展開を連想できて、面白いですね。
マキマがパワーを殺すときなんかも後ろの壁に堕天使の絵画が飾られていたので、2部の今後も壁にかかった”絵”には注目です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。