『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の特報映像2が、早くも公開されましたね。
冒頭10分の映像がパリで公開されてから間もないうちに、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の特報映像2が明かされました。
今回は、この特報映像2で公開されたシーンを、徹底考察していきたいと思います。
目次
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』特報映像2には、あのお馴染みのBGMが
アニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の次回予告でお馴染みのBGMが、特報映像2にも使われていましたね。
アニメシリーズと違うのは、歌詞が付き、クラシック調に歌われている所ですかね。 (ちなみにあのBGMの名前は『次回予告』)
下記ではカットごとに、考察をしていきたいと思います。
突貫する新弐号機
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
特報映像2では、1カット目からエヴァ量産機(もしくはインフィニティのなり損ない)の群に、突貫していく新弐号機の姿が映されます。
よく見ると、AAAヴンダーの護衛艦隊の甲板から、降下していくのが分かります。(何らかの作戦?)
新弐号機の姿は、頭部や右上半身はエヴァンゲリオンらしい体つきですが、左上半身や下半身は取ってつけたような見た目をしています。
胸のマークや形から、先日公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の冒頭10分映像の中に登場していた、パリのNERV基地に保管されていたパーツだということが分かります。
マリがこのパーツを見て、
「これでニコイチ型新弐号機の新造が出来る」
と言っていましたが、この特報映像2に登場した弐号機を指す言葉なのか、『新劇場版エヴァンゲリオン:Q』の次回予告で登場した8+2号機の事を指す言葉なのか、はたまた両方を指す言葉なのかは、まだ分かりません。
個人的には【有り合わせの武装を背負い込んで戦いに赴く(サイコ・ザク)感】が大好きなので、フィギュア化が楽しみです!
別行動中のアスカ達
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
別行動中のアスカ達のシーンは、『新劇場版エヴァンゲリオン:Q』のラストから少し時が経った様子に見えます。
Qのラストからヴィレの本隊から離れてしまったアスカとシンジ、そして綾波レイ(仮称)。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』では、しっかりQの続きを描かれている事がわかります。
正直、アニメシリーズを観てきたファン達にとって、いきなり別世界の話が始まったり、実写映画が流れ始めたりしてもおかしくないと思っていたので、しっかり『終わり』が見られる事が楽しみです。
新弐号機のご尊顔
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
アップになる新弐号機のお顔。破やQの改二とは違って、かなり厳つい顔になりましたね。しかし、この新弐号機はかなり前から発表されていました。
『鎌倉ぼんぼり祭り』というお祭りで、庵野監督による設定原画が公開された時に、新弐号機の顔も公開されていました。
『鎌倉ぼんぼり祭り』で設定原画が発表されるのは恒例で、Qの公開前にも、八号機の設定原画が公開されていました。
なので、この顔の弐号機が登場する事は確定だと思っていましたが、Qの予告では八号機と合体していたので、「ボツになったのか?」と心配していましたが、安心しました。(私は弐号機が大好きなので、色んな弐号機が観られる事は本当にうれしいです。)
別行動中のアスカ達2
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
『新劇場版エヴァンゲリオン:Q』のラストシーンで、アスカは、「大地が真っ赤な(コア化している)部分は、L結界密度が高くて、リリン(人間)が迎えにこれない。」と言っていました。
このシーンを見る限り、山を超えたその先の大地までコア化していますが、無事本隊と合流出来るのでしょうか?
AAAヴンダーとその護衛艦
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
AAAヴンダーとは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から登場する、ネルフが所有する兵器に対抗できる唯一の空中戦艦。
AAAヴンダーが出てくるシーンは、新弐号機が突貫した後か、その前の映像なのかは分かりませんが、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』でも、AAAヴンダーは大きく活躍しそうです。
もう1人の綾波レイ?
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
冬月の前でうつむくレイ?の様な人物。アスカ達と行動しているレイとは、別の個体が出るのでしょうか?
もしかしたら『Qで登場した綾波レイ VS シン・アヤナミレイ(仮称)』が観られるかもしれません。笑
磔にされている13号機
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
胸にロンギヌスの槍を刺されたまま、拘束された13号機。
その前にはゲンドウらしき人物が。
Qで覚醒し、カオルによって機能停止状態にされた13号機。(ロンギヌスの槍には、リリスや使徒、エヴァを機能停止にする効力がある。)
ネット上の考察などでは、「ゲンドウは、13号機の融合を果たそうとしてるのではないか?」という考察がありますが、果たしてその目的は達成されるのでしょうか。
株式会社カラーの10周年記念展示会のエヴァンゲリオンブースでは、拘束された13号機と、ロンギヌスの槍を持ったエヴァの姿が写されたイメージボードが、展示されていました。
再び、13号機が動く事になるのか、はたまた別のエヴァとして生まれ変わるのか、期待が膨らみます。
真希波マリ
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
手をこちらに振っているような真希波マリ。
しかし、そのプラグスーツは、首元はピンクですが、手元が黒色です。どうやら、冒頭10分の映像とは違うプラグスーツの様です。
Qで登場した綾波レイが着ていたプラグスーツと似ていますが、何か関連があるのでしょうか?
SDATを見つめるシンジ
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
新劇場版では大きなキーアイテムとなっているSDATと、それを見つめるシンジ。
Qでカオルとの希望の象徴となっていたSDATですが、『シン』ではどう描かれるのか注目です。
ミサトとリツコ
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
ミサトを睨む様に見つめるリツコ。意見が食い違ったシーンなのか、それとも決意を固めたシーンなのか。
アニメシリーズや旧劇場版では、仲違いしたままだった2人。
どうしてもQに続いて、2人で協力するシーンを期待してしまいます。
シンジとカオル
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
顔を見つめ合うシンジとカオルくん。シンジの方は顔が映っていませんが、着ているインナーからシンジだと分かります。
これはシンジの回想なのか、はたまた、6番目のカオルくんなのかは謎です。
6番目?と思った方へ
カオルくんシリーズは、全員で9人存在していると思われています。全作旧劇場版で、神になった9体の量産機。
量産機ないのダミープラグには、カオルのデータが入っており、新劇場版の世界では、9体全員のカオルくんだけが旧アニメシリーズの記憶を引き継いでいるのです。
最初の1〜4人目のカオルくんは、新劇場版でのファーストインパクトで使われたと思われます。
個人的に、カオルくんは好きなキャラクターの1人なので、復帰を願います。
公開日が明らかに!
引用:シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2
何日?とまでは明らかになりませんでしたが、2020年の6月に公開するのは、どうやら決定のようです。
エヴァンゲリオン公式サイトでも、公開時期についての記載がありました。
カットごとに入る謎の文字と数字
特報映像2には、各シーンが変わる事に暗転し、その都度謎の文字が映ります。
- 「Sn002 C018」
- 「Sn299 C001A」
- 「Sn002 C010」
- 「Sn299 C002」
- 「Sn299 C003」
- 「Sn143 C003」
- 「Sn105 C002」
- 「Sn134 C017」
- 「Sn109 C002」
- 「Sn115 C003」
- 「Sn136 C003」
映画本編のシーン別の順番なのか、それとも別の「何か」なのかは、わかり次第、記事をあげようと思います。
それでも、とうとう来年には全ての答えが観られると思うと、今から楽しみで夜も寝られません!
ちなみに、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の『:||』というのは、譜面の反復記号。
1度繰り返し、2度目は繰り返さない。
まとめ
実際のところ、この特報映像2が『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で流れるかは、分かりません。
破のQの予告のようにカット、もしくは変更や差し替えになる映像があるかもしれません。
さらに、エヴァンゲリオンをこれから観るよ!という人達への用語解説の記事も上げていくので、これからもぜひ、ブログの閲覧よろしくお願いします!
それでは次の記事で!