こんにちは!アリスケです。
今回はデンジの先生であり、吉田ヒロフミと同じく2部登場が確定している”岸辺”について解説&考察をしていきます。
とある組織との関係や、吉田ヒロフミとの関係も2部で明かされるのではないかと思うと『チェンソーマン2部』が毎週楽しみですよね。
デンジがマキマに勝てたのも、強くなれたのにも岸辺の存在が大きく、2部でも重要なポジションで登場することは確定しているといっても過言ではありません。
考察に入る前にまずは岸辺についておさらいしていきましょう。
目次
岸辺とは。渋かっこいいイケオジ。
岸辺とは『チェンソーマン1部』サムライソード編から登場した公安に所属するデビルハンターです。
白髪のツーブロックで両耳にピアスが開いている50代ながら色気が漂う男性です。
現実にいたら明らかに近寄りがたいやばい雰囲気が漂っていますが、周りからは元最強のデビルハンターと称されており、戦闘力も初期のデンジとパワーなら一瞬で制圧できるほどの実力を持ちます。
好きなことは「酒と女と悪魔を殺すこと」で、仕事中にも飲酒しているような描写があります。
岸辺は頭のねじが外れていることがデビルハンターとして大切な素質だと語り、そのために酒を常に飲んでいるそうですが、実際は育てた教え子たちが死んでいく現実を逃避するための物でもあり、根は情と義に厚い人物だとわかります。
デンジ以外にも公安メンバーは岸辺に育てられた人間は多く、実力と人望を持ち合わせた人物です。
岸辺の契約悪魔と実力。悪魔なしでも十分強い。
今のところ明かされている岸辺の契約悪魔は「爪の悪魔」「ナイフの悪魔」「針の悪魔」です。
しかし、実際に悪魔の力をつかっているような描写はありません。というのも岸辺の体には悪魔の契約の代償で支払えるような臓器や器官が残っていないそうです。
ナイフをつかっているような描写はありますが、ナイフの悪魔の力というよりただナイフを武器としてつかっているだけに見えます。(チェンソーマンでは悪魔の力を使う時、必ずと言っていいほど代償を支払う描写が入るため。)
ただ、悪魔をつかわなくても岸辺の戦闘力は高く、初期のデンジやパワー、悪魔より弱い魔人くらいなら簡単に制圧してしまいます。
まさに元最強のデビルハンターの名は伊達じゃない。悪魔も使えて若かった全盛期はどれだけ強かったんでしょうか…。
いつか番外編でもOVAでもドラマCD でも何でもいいので最強のデビルハンター岸辺の過去の活躍を見てみたいですね。
岸辺の人間関係。対マキマ勢力を組織できるほどの人望。
岸辺の人間関係をまとめると
- デンジ→師弟関係
- パワー→生徒と先生
- クァンシ→元バディであり想い人
- マキマ→元上司で後に敵対。デンジと協力して倒した
- ナユタ→中国から誘拐、デンジに面倒を見させる
- 吉田ヒロフミ→古い知り合い?戦闘スタイルやファッションが似ており血縁関係者の可能性あり
こうしてみると岸辺の人間関係は広く、『チェンソーマン』という物語でどれだけ重要な人物かわかります。
岸辺は主要キャラクター以外にも公安の人間に知り合いが多く、対マキマ戦では岸辺を信じて死んでいく名もないキャラクター達が多くいました。
読者からも作中キャラクターからも岸辺は人気のようです。
そしてデンジやパワー以外で注目の人間関係はクァンシと吉田ヒロフミについてです。
描かれる若き日の岸辺。片想いを続ける岸辺とクァンシ。
『チェンソーマン1部』の刺客編にてデンジの心臓を狙う中国からの刺客”クァンシ”というキャラクターが登場しました。クァンシは”素手で殴りあったら世界一”といわれるほど恐ろしい身体能力を持っています。
そんなクァンシと岸辺は公安でバディを組んでいた過去がありました。単行本8巻では岸辺の若い頃が描かれており、クァンシと岸辺のバディ時代の一端を見ることができます。
岸辺の若いころは背が高く、吉田ヒロフミにも似た色気あるイケメンで、さらに最強のデビルハンターと自他共に認めています。
若き日の岸辺はクァンシに対して恋心を抱いており、クァンシが女性が好きだと察していながらも、自分から言われるまでは諦めずに告白し続けていました。
『チェンソーマン1部』の時点でもまだ情が残っているのか、マキマから逃がそうとしたり、マキマにクァンシが殺された際はそれなりにショックを受けている様子が描かれています。
クァンシのほうも岸辺が恋愛対象ではないだけでそれなりに情があるようで、お互い完全な敵同士というわけではないだけに、岸辺の目の前でクァンシの首が落ちるシーンは悲劇的でした。
しかし、クァンシは武器人間なので不死身です。『チェンソーマン1部』終盤ではマキマに支配された状態で再登場しました。
残念ながら、再登場したクァンシに岸辺はあっていませんが、武器人間は変身のトリガーがある限り不死身なので、マキマの支配が解けた『チェンソーマン2部』では岸辺とクァンシも先買いできているかもしれませんね。
若い岸辺とそっくりの吉田ヒロフミ。岸辺と吉田ヒロフミの関係。
単行本8巻で描かれた岸辺の若き日の姿は、血縁関係を疑うほど吉田ヒロフミにそっくりです。
刺客編では岸辺と吉田の親密な仲も描かれており、また岸辺と吉田の戦闘スタイルが似ていることから、デンジと岸辺のような師弟関係、もしくは親子とまではいわずとも血縁関係があるのではないかと読者に噂されています。
二人とも長身でイケメン、耳に黒いピアスがついていて回し蹴り?のような独特の足技も同じなので、この二人の過去の関係も『チェンソーマン2部』で明かされることに期待です。
岸辺の2部登場はいつ?注目の岸辺、デンジ、吉田ヒロフミの三者の関係。
デンジと岸辺は『チェンソーマン1部』で師弟関係になり、さらにマキマを協力して倒したことでさらに仲が深まっているように感じます。
そんなデンジは、岸辺からマキマに変わる新しい支配の悪魔のナユタの面倒を押し付けられています。
いくら岸辺が忙しいといってもさすがに押し付けてそのまんまってことはないでしょうし、個人的にナユタが岸辺になついている姿も見たいので、早めに登場してほしいですね。
岸辺はデンジと吉田ヒロフミと浅からぬ関係ですので、2部に登場することは確実だと思います。
2部は学校が舞台のため、今はまだ強い悪魔がそんなに登場していませんが、物語が進んで、銃や支配レベルのヤバい悪魔が登場してきたときには公安の対魔課がお話に絡んでくるはずです。
そうなれば、そこで岸辺が登場するかもしれません。もし『チェンソーマン』2部に登場するのなら、単行本2,3巻以内の25話以内にあっさり登場するか、物語終盤の70話以降あたりに満を持して登場するかになると思います。
吉田ヒロフミが所属する”とある組織”とは?岸辺率いる武器人間部隊!?
マキマを失った日本政府に対する穴埋め、マキマが支配していた悪魔や人間の処理など岸辺の苦労する姿は目に浮かびますが、そもそもいまも公安に所属しているのか疑問です。
岸辺は対マキマ舞台を密かに編成するほど社会正義をもっている人物なので、公安に所属していながらも、政府の腐敗を正す攻殻機動隊のような部隊や組織を持っていそうです。
1番有り得そうなのは、『チェンソーマン2部』にて吉田ヒロフミが語っていた”とある組織”というのを率いていることです。
デンジに平穏な暮らしをして欲しいというのは、刺客編の時のような被害が大規模な戦闘を起こしたくないという思いからくるものだと思います。
とある組織に関して気になるのは、やはりどの程度の戦力があるかです。
岸辺、吉田がいる時点で相当強そうですが、いざという時には公安や日本政府が支配下に置いている悪魔に対抗できるような戦力がいるとなると、岸辺と吉田だけでは足りません。
もしかすると、すでにマキマの支配から解けて公安に捕まっている武器人間を(特にクァンシ)、岸辺の温情である程度自由な生活を送らせる変わりに戦力として雇っているかもしれません。
岸辺は吉田ヒロフミには及ばずとも人気なキャラクターです。作者も認める頼りになる大人キャラなので、『チェンソーマン』2部でもデンジに頼られる姿が見たいです。
岸辺に対する読者の反応。2部でも岸辺“隊長”なのか?
岸辺隊長の声優が津田健次郎なの最高 pic.twitter.com/d7HauaOMro
— おしるこ (@osiruko0223) September 19, 2022
チェンソーマンのアニメ化に伴って岸辺の声優が津田健次郎さんに決まりました。渋くて酸いも甘いも見極めたイケメンおじさんと津田健次郎さんの相性は抜群です。
アニメ本編に加えて2部の登場を待の声も多いですが、出番がくるということはチェンソーマン世界において死が近づくということでもあるので、今後の展開をドキドキしながら見守りたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。