![i_KONG FROM GODZILLA VS. KONG(2021)](https://walking-planet.com/wp-content/uploads/2021/05/アイキャッチ_R.jpg)
2021年公開予定『ゴジラVSコング』に登場する『ゴジラ』と『コング』のS.H.MonsterArtsが、遂に一般販売されました。
『ゴジラVSコング』では、ゴジラとコングによる怪獣の王座を賭けた決戦が始まります。
今作でゴジラは破壊神、コングは守護神として扱われており、2体の怪獣は対局の存在となっています。
引き分けに終わった『キングコング対ゴジラ』とは違い、「明確にどちらが勝ったか決めたい」と監督は語っており、この戦いは見逃せません。
そこで今回は、映画で活躍すること間違いなしの『S.H.モンスターアーツ KONG FROM GODZILLA VS. KONG(2021)』をレビューしていこうと思います。
スタイリッシュかつおもちゃらしい最高の箱。
表面はでかでかとコングがゴジラに殴りかかっている画になっています。
『S.H.モンスターアーツ GODZILLA FROM GODZILLA VS. KONG(2021)』と並べるとゴジラとコングが対峙する場面になっています。
前回『キングオブモンスターズ』はゴジラが守護神として描かれていた為、バックは青色でした。
しかし、『ゴジラVSコング』では、コングが守護神として描かれることもあり、コングのバックが青、ゴジラが赤になっています。(ゴジラは、破壊神っぽい攻撃色をイメージして赤なのか)
裏面は透明になっていて、中に入っている本体がみえます。
これがまたいいですね。大人向けとはいえ、やっぱりおもちゃなので、箱のデザインは重要です。
おもちゃ屋さんの店頭に並んだ時、中の本体が見えるからこそ、購買欲が上がり「はやく中身がみたい!」と、ワクワクが止まらないですよね。
可動試作プロデュースは細川満彦さんで、ウルトラアーツやゴジラ2019の商品開発にも関わっていた方です。
竹内しんぜんさんは、失礼ながら存じ上げなかったのですが、ゴジラや怪獣以外にも、恐竜や古生物などの立体物の色彩も手がけている方です。(そしてTwitterがおもしろい)
S.H.MonsterArtsのゴジラとコング、ウチにも届きました~~\(^o^)/
やたー!世紀の大決斗! pic.twitter.com/lrAsrhMYu5— SHINZEN (@shinzen_sl) May 14, 2021
十分すぎるパーツ数に、ポロリなしのグリグリ可動。
内容パーツは・本体・交換用手首左右各3種・斧・交換用頭部となっています。
ゴジラの背鰭斧だけでも、めちゃくちゃ欲しかったので、正直斧と持ち手と握りこぶしだけで十分だったのですが、なんとナックルウォーク用の手まで入っています。
可動は遮るものがないので、手も足もグリグリ動きます。
そしてすごいのが、怒り顔や他の手のパーツに簡単に変えることができるのに、簡単にパーツポロリすることがないところです。
モンスターアーツといえばすぐポロリするパーツがあったり、かと思えばカッチカチで無可動かと思うようなパーツがあったりしますからね。
個体差かもしれませんが、この『コング 2021』はよくできています。ゴジラとのブンドドも問題なくできます。
造形美!ゴジラの背鰭斧とナックルウォークするコング。
『コング 2021』といえば、ゴジラの背鰭斧ですよね。
勝手に「ゴジラの背鰭斧」なんて呼んでますが、この斧が造られた過去は劇中で明かされるのでしょうか?
はみでている彩色もなければ、色むらもありません。専用の持ち手でガッシリ持てます。地味に両手持ちさせられるところも最高ですね。これで劇中再現度が上がります。
ただ、持たせる時は、親指と人差し指の間から押し込んで持たせるようになっているので、色ハゲには注意が必要です。
そして充実のハンドパーツ2種がついています。まず驚いたのが、なんとナックルウォークようの手がついていることです。
ゴリラといえばこぶしを地面に着けてあるくナックルウォークが有名ですが、なんとそれをコングでも再現できます。
正直握りこぶしさえあれば、再現できなくもないですが、あるに越したことはありません。
そして、平手のパーツもついています。これで現実ゴリラのように平手でドラミングができますね。キングコングのドラミングはグーの手ですが、現実のゴリラはパーの手でドラミングをします。
もしかしたら、『コング 2021』は平手でドラミングするのかも?
買って損なし。劇中のコングをそのままテーブルに。
昔、個人的にコングはあまり好きな怪獣ではありませんでした。
作品としては好きで、映画も大好きですが、あくまでコングは“キングコング”であり、ゴジラ怪獣の中では上位に入ってきません。(コング好きの方ごめんなさい。)
『コング 2021 モンスターアーツ』も、映画を観てから買うか決めようと思っていましたが、コロナの影響でそうもいかなくなってしまいました。
結論から言うと、このフィギュアの出来の良さも含め、買ってよかったです。なにより、コングが好きになってきました。笑
レビューとしては、フィギュアは造形も彩色も素晴らしく、可動はポロリがなくグリグリ動かせます。可動の自由度が高いと劇中再現もしやすく、様々なifのポージングもできます。
筆者と同じように購入を迷っている方は、これまたモンスターアーツ特有の値段がすぐに高騰してしまう前に、購入することをおすすめします。