プラウラーを考察&解説。なぜ実写で登場?マイルスとの関係は原作ではどうなってるのか。ついての記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事では『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』の考察・解説として、プラウラーの過去や誕生エピソード、能力について考察・解説していきます。
スパイダーバースで“大いなる責任”になった彼..。今後の活躍は?
目次
原作のプラウラー。ヴィランからヒーローへ。
登場作品 | スパイダーマン |
---|---|
名前 | プラウラー |
性別 | 男性 |
正体 | ホビー・ブラウン |
能力 | 能力 テコンドーや発明を用いて戦う |
プラウラーとは『スパイダーマン』似て登場したヴィランでありヒーローです。媒体によってはプロウラーと表記され、正体も年齢なども媒体により異なりますが、原作では本名はホビー・ブラウンという黒人のピーターとおなじ青年です。
紫のスーツとデッドプールに似たマスクが特徴なのはどの媒体でも同じですが、様々な自作した装備を駆使するのも特徴的です。
元は発明家を目指す窓拭き清掃員で、ヒーローにも夢見る好青年だったが、発明品を否定され、スパイダーマンがヒーローなのに批判されるのを見てヴィランとなります。
超能力を持たない一般人ですが、得意のテコンドーや自身が発明した装備でスパイダーマンと戦います。
スパイダーマンには敗れてしまいますが、ピーターに再起のチャンスをもらい、時にスパイダーマンを助けるヒーローとして成長していきます。
原作でのプラウラーの能力や装備は?戦力差は工夫で補う。
プラウラーの装備は以下の通りです。
- マスク
- マント
- ブーツ
- 鉄製の鉤爪兼手袋
- リストブラスター
- 空気ランチャー
発明家を目指しているだけあって、すべて手作りの装備です。また他媒体のプラウラーも仕組みや見た目は違えど、同じ能力をもったものを装備していることが多いです。
スパイダーバースでのプラウラー。キングピンに使えるヴィラン。
プラウラーは『スパイダーバース』にも登場、CV稲田徹の渋い声が似合う仕事人でマフィアのボス、キングピンの部下として登場しました。
序盤でスパイダーマンとなったマイルス・モラレスを執拗に付け狙い、終盤では正体はマイルスが慕っていた叔父のアーロン・デイビィスと判明します。
身体能力や武器、戦闘力は原作とあまり変わりませんが『スパイダーバース』の描き方のためか派手で荒々しい戦い方にも感じます。
マイルスの“大いなる責任”となったプラウラー。プラウラーの最期。
理由は語られませんでしたが、本編開始以前からキングピンに協力しているらしく、それを知ったマイルスはショックを受けてしまいます。プラウラーであるアーロンもマイルスを失望させてしまったことに負い目を感じ、悔い改め始めたところをキングピンに射殺されてしまいます。
マイルスを追い詰めていたものの命令に背き、マイルスに“まっすぐ生きろ”と遺言を残し死んでしまいます。その様子を目撃したマイルスの父親でありアーロンの兄のジェファーソン・デイヴィスが「弟がスパイダーマンに殺された」と思い込んでしまいますが、マイルスのスパイダーマンとして必死で戦う姿を見て誤解は解けます。
『スパイダーバース』でのプラウラーは、マイルスにとっての“ベンおじさん”であり“大いなる責任”を自覚させてくれた大切な人物となっています。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』でのプラウラーは実写!?
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』にてマルチバースのプラウラーが登場します。
中には実写のプラウラーも…。
実写のプラウラーは実は直接登場していないものの、MCUスパイダーシリーズ1作目の『スパイダーマン:ホームカミング』で登場を示唆するようなシーンがあります。
動人物ではないようですがMCU版のアーロンと同じドナルド・グローバー氏が演じており、ちょい役としてはかなり豪華です。
シンビオートと戦う?ホービーとの関係は?
これは余談になってしまいますが、原作のホビーはピーターの元から離れ、トニーの下でフェアグレイ・ペイという組織の責任者となります。 そしてスパイダーマンを助けるべく、シンビオートの弱点である高周波音を精製するスタークフォンを用い、シンビオートと戦います。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、
ホービーというキャラクターが登場しますが、彼がギターを抱えている理由も高周波音の苦手なシンビオートと戦うため、また彼もスパイダーマンであるマイルスを助けるべく行動しますが何かの偶然でしょうか?
※スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースについての詳しい記事はこちら
※ネタバレ。アース42のプラウラーはマイルス?『スパイダーマン ビヨンド・ザ・スパイダーバース』ではどうなるのか。
物語ものラスト、意図せずマイルスが迷い混んだ“スパイダーマンがいない世界”『アース42』の世界にもプラウラーは登場します。
そこではアーロンおじさんはプラウラーではなく、正体はアース42のスパイダーマンに“なれなかった”マイルス本人です。
スパイダーマンのマイルスと、プラウラーのマイルスが対峙する場面で、物語は次回作『スパイダーマン ビヨンド・ザ・スパイダーバース』へと続きます。
ヴィランなのか、ヒーローなのか、ダークヒーローなのか、協力してくれるのか、敵対するのか。。
観客の頭はごっちゃごっちゃですが、個人的にはなんやかんや仲間になるとは思います。敵対するなら最初の時点で殺すはず…。
真っ向から敵対するならそれはそれで面白いですが、心優しいスパイダーマンのマイルスがちゃんと自分や自分の世界では死んでしまったアーロンおじさんと戦えるのか注目です。
まとめ。ただのヴィランでは終わらないプラウラーの魅力。
https://t.co/NzGgSaAK0e
#スパイダーマン #スパイダーバース「マイルスがスパイダーマンになったせいでスパイダーマンが生まれなかった世界」というのをつい
『現実の世界』または『ベノムの世界』かと思っちゃって変に期待しちゃった。 pic.twitter.com/WXmMZI9Vdt
— アリスケ (@walking_planets) June 19, 2023
原作のプラウラーも好きですが個人的にはやっぱりスパイダーバースのプラウラーが一番好きです。
甥にかっこいいところをみせようとして自分にも周りにも嘘をついてしまうところや、“子どもの時はかっこいいと思っていたのに大人になるとかっこ悪さがみえちゃう人”という感じがヒーローとは違う哀愁と葛藤があって好きです。
以上まとめると
- 原作のプラウラー正体はホビー・ブラウン。
- テコンドーや発明を用いて戦う。
- プラウラーとは「スパイダーマン」にて登場したヴィランでありヒーロー。
- 様々な自作した装備を駆使するのも特徴的。マスクマントブーツ鉄製の鉤爪兼手袋リストブラスター。空気ランチャーなど。
- 「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」ではマルチバースのプラウラーが登場。
- 「スパイダーバース」のアーロンと同じドナルド・グローバー氏が演じている。
- スパイダーマンがいない世界「アース42」の世界にプラウラーが登場する。
- 正体はアース42のスパイダーマンになれなかったマイルス本人。
アース42のマイルスのプラウラーはめちゃくちゃ気になりますね。コスチュームはダークヒーローにもヴィランにもみえてめちゃくちゃクールです。
装備はアーロンおじさんのプラウラーと似たような感じでしたがどんな隠しだまを持っているかわかりません続編の『スパイダーマン ビヨンド・ザ・スパイダーバース』ではマイルスプラウラーの戦闘シーンがぜひ見たいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。