『チェンソーマン2部』が絶賛連載中。
新キャラクターに加えて1部のキャラクターも続々登場し始めてきました。中にはファンが予想だにしなかったキャラクターも再登場しており、そうなると次はどんなキャラクターが復活してくるか気になります。
個人的には1部に登場した敵側のキャラクターでだれが復活してくるか気になりますが、すでに復活しているキャラクターもいます。
それはクァンシです。
人類最古のデビルハンターと謳われる彼女は1部の終盤で復活し、2部でも再登場が期待されています。今回はそんなクァンシの契約悪魔をはじめ、岸辺との過去“バディ時代”や2部での再登場について考察&解説していきます。
目次
クァンシとは。全人類が集まって素手で殴り合う競技があったら一位になる実力。
名前 | クァンシ |
---|---|
性別 | 女性 |
所属 | 中国政府→公安 |
契約悪魔 | 弓矢の悪魔 |
正体 | 武器人間 |
初登場 | 単行本7巻54話『江の島にいくには』 |
変身方法 | 目から矢を抜く |
クァンシとは『チェンソーマン1部』に登場した“人類最古のデビルハンター”です。『チェンソーマン』1部“刺客編”にて登場し、中国からデンジの命を狙うため来日しました。
整った顔立ちと眼帯が特徴的な華奢で美しい女性ですが、岸辺からは「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったら一位」と称され、マキマからも一目おかれる存在です。
常に女の魔人をそばに侍らせており、本人も女性が好きだと語っています。岸辺から好意を寄せられるのも納得の美貌とスタイルですが、その姿からは想像できないスピードとパワーを持っており、人形の悪魔の配下や公安職員を一瞬で殺害する描写もありました。
いくら漫画とはいえ明らかに人間離れした動くに当時の読者はその正体が人間ではないのでは?と疑い、サンタクロースの人類最古のデビルハンターという言葉でその正体が確定しました。
クァンシの正体とは。弓矢の悪魔と契約した人類最初のデビルハンター
クァンシの正体は、弓矢の悪魔と契約した人類最初のデビルハンターでした。ただの契約ではなくクァンシはデンジのような武器人間に変身することができます。顔や手が弓と矢のような形状に変形し、矢を飛ばすことで遠距離攻撃ができます。
人間状態でとんでもないスピードやパワーを持っていたのはそもそも人間ではなく半分悪魔だったからでした。
“弓矢”というのがまさに狩人といった感じで人類最初のデビルハンターに相応しいですね。
ただ、作中内でクァンシがどうやって武器人間になったのかは描かれていません。デンジとポチタのように仲が良かったのか、それとも無理やり服従させて取り込んだのか…。
最初のデビルハンターというのも悪魔の正体につながりそうな大事な設定で、作中ではさらっとサンタクロースに語られたきりその後触れられていません。
クァンシという名前が中国の名前っぽい名前だったりナユタの転生した場所も中国だったりと、いずれその辺りの設定がしっかり描かれることに期待します。
クァンシの最期。「死体が喋っている」
クァンシはデンジと共闘することでサンタクロース(人形の悪魔)を倒しますが、倒したところでマキマに追い詰められて首を切り落とされてしまいます。
この際マキマがクァンシに対して放ったセリフ「死体が喋っている」はクァンシが公安職員を殺した時に連れている魔人(ピンツィ)の中国語のセリフです。
確かにクァンシは公安職員を殺しまくって、マキマにも敵対していましたが、命乞いをしている相手をここまで皮肉たっぷりに殺すマキマの狂気が垣間見えるシーンでした。
岸辺との過去。岸辺とバディだった公安デビルハンター時代。
単行本8巻特典『岸辺の事を知ろう!』では岸辺との過去の関係が描かれました。
岸辺と知り合ったのは公安のデビルハンターをしていた時だったようでこの時には岸辺に好意を寄せられています。
ギャグ調に描かれていますが、この話はちょうど上記で書いたクァンシがマキマに殺されるシーンのあとに位置しているため、岸辺の「何も見たくねぇ」というセリフがより心に刺さります。
クァンシ復活。マキマにべったりで案外幸せそう…。
クァンシと契約している弓矢の悪魔は、過去にチェンソーマンと戦ったことがあるようです。ひょっとしたらデンジとポチタのように、クァンシもチェンソーマンに負けて瀕死の弓矢の悪魔を助ける形で契約したのかもしれませんね。
クァンシは武器人間である以上不死身であり、一度殺されても血があれば復活できます。再登場したクァンシはマキマに支配されている状態で、マキマに心酔していました。
クァンシは女性が好きなのでこれはこれで幸せそうにも見えますが、魔人のことや岸辺のことも忘れているとしたらやはり悲しいですね。
復活したクァンシは他の武器人間やマキマとともに真チェンソーマンに戦いを挑みますが、まったく歯が立たず負けてしまいました。
やはりクァンシの戦闘力はクァンシの経験と知識があってこそなのかもしれません。
クァンシの2部登場の可能性。岸辺の”とある組織”
ナユタもいいけどとある組織もはやく全貌が明らかになって欲しい。
欲を言うならとある組織には岸辺も復活した武器人間達もいてほしい
— アリスケ (@walking_planets) February 1, 2023
クァンシの2部登場の可能性は十分あります。まずクァンシは不死身の武器人間なことに加えて復活したクァンシはすでにマキマの支配から解放されています。
また中国に戻ったか、公安に収容されているかは不明ですが、気になるのは吉田ヒロフミが所属している”とある組織”についてです。
岸辺はマキマを失った日本の戦力穴埋め、マキマが支配していた悪魔や人間の処理など岸辺は苦労していそうですが、岸辺は対マキマ部隊を密かに編成するほど社会正義をもっています。
『チェンソーマン2部』にて吉田ヒロフミが語っていた”とある組織”というのを率いているのは、岸辺ではないでしょうか。日本政府も信用できない世界で、いざという時には、公安や日本政府が支配下に置いている悪魔に対抗できるような戦力がいるとなると、岸辺と吉田だけでは足りません。
そこには岸辺の温情である程度自由な生活を送らせる変わりに戦力として雇われたクァンシがいるかもしれませんね。
まとめ:クァンシの過去が2部で見たい。
クァンシは岸辺との過去エピソードも含めて人気の高いキャラクターです。2部での再登場を望む声も少なくなく、個人的にも弓矢の悪魔の姿が好きなのでもっと戦闘シーンをみたいです。
以上まとめると
- チェンソーマン1部初登場「人類最初のデビルハンター」のクァンシ。
- 容姿は整った顔立ちと眼帯が特徴的な華奢で美しい女性だが、岸辺からは「全人類が集まって素手で殴り合う競技」と称される。
- 常に女の魔人をそばに侍らせており、本人も女性が好きだと語っている。
- 人形の悪魔の配下や公安職員を一瞬で殺害する描写もあり格闘術も作中最高レベルの強さ
- クァンシの正体は弓矢の悪魔と契約した人類最初のデビルハンター。
- クァンシは武器人間で不死身。
- 顔や手が弓と矢のような形状に変形し、矢を飛ばすことで遠距離攻撃ができる。
- 岸辺とバディだった公安のデビルハンター時代がある。
岸辺との過去も気になりますが「最初のデビルハンター」「チェンソーマンと戦った武器の悪魔との契約者」というのも気になります。掘り下げたら悪魔発生の歴史もわかってあの世界の全貌も見えてくると思います。
ぜひ2部で掘り下げられてほしいですね。
最期までご覧いただきありがとうございました。