『バトルオペレーション2』がついに、Zガンダム世代に突入しましたね〜。
記念すべき最初のモビルスーツは『リック・ディアス』。ゲームキューブやプレステ2の『ガンダムVSZガンダム』を小さい頃からプレイしてた自分には、思い出深い機体です。
そこで今回は『リック・ディアス』のフィギュアをレビューしたいと思います。
ロボット魂版の『リック・ディアス』は多くの方がレビューしているので、ちょっと趣向を変えて『モビルスーツインアクション』の『リック・ディアス』フィギュアについてレビューしていこうと思います!。
『リック・ディアス』。モビルスーツインアクションは、ロボット魂より悪いところもあれば、良いところも。
『ロボット魂』と『モビルスーツインアクション』には、もともと深い関係があります。
なぜなら『モビルスーツインアクション』は『ロボット魂』が発売される前の、ガンダムなどのロボットフィギュアを発売するシリーズでした。
同じ魂ウェブさんなだけあって、プロポーションは抜群です。『リック・ディアス』の特徴的なだるまフォルムが、見事に再現されています。
特徴的なモノアイもちゃんとスミ入れされています。残念ながら、頭部バルカン・ファランクスはオミットとなっていて、その点はロボット魂に劣っています。
しかし、塗装に関しては『モビルスーツインアクション』の方が勝っているとおもいます。
ロボット魂は、プラスチックっぽさをどうしても感じてしまいますが、『モビルスーツインアクション』はPVC素材で重厚感ある塗装がされています。多少個体差がみられますが、塗装のはみ出しは滅多にありません。
関節部分は、「人が動かせる部分は動く」といった感じ。可動に無理が利く点では、ロボット魂の方が優れています。
可動に関して重点を置いておらず、ディスプレイ目的の方は『モビルスーツインアクション』がオススメです。
価格に関しては、一昔前の商品なので一定ではありませんが、だいたい1500円程度で購入することができます。安価という点も『モビルスーツインアクション』の良いところだと思います。
背中にはバインダーと武器類(クレイバズーカ、ビームピストル、ビームサーベル)をマウントできます。
また、取り外すことも出来ます。『機動戦士Zガンダム』の劇中では取り外すシーンもあったため、ファンには嬉しい仕様になっています。^^
手首を付属の別パーツによって、武器の取り付けが可能になります。
変わっているのは、他の『モビルスーツインアクション』シリーズと違い、「ビームサーベル握る用の手と、銃器を握る手が同じ」なところ。
手首パーツ1つで、ビームサーベルもピストルも握られるのは取り替えが楽で良いです。
ただ、握りこぶしと武器取り付け用の手首パーツ以外の部品は付属していないため、平手や指さしパーツが欲しい方にはものたりないかもしれません。
実際に武器を持たせるとこんな感じになります。うんうんかっこいい。当時はだるま体型に微妙に思っていましたが、今見てみるとシンプルで、無骨な感じがかっこいいです。
ロボット魂の方が、モビルスーツインアクションより後のシリーズなので、優れている点はいくつかあります。
しかし、勝っている部分も多くあります。どちらも一長一短。このレビューが購入の手助けになればいいと思います。
プロポーション、塗装、価格をとるなら『モビルスーツインアクション』
大きさ、可動域、パーツ数でとるなら『ロボット魂』と言った感じです。
ガンダムマークIIや、ハイザック等の旧世代のモビルスーツの意匠を取り入れた機体とは、全く違う見た目の『リック・ディアス』は新世代のモビルスーツという名にふさわしい見た目です。
しかし、彼が提出したリック・ディアスのデザインが、サンライズ上層部の評価が悪く、番組放送直前で降板させられてしまったそうです。ちょっと不遇な感じがしますが、そういった裏話を聞くと余計に愛着が湧いてしまいます。笑
後に永野護さんは、百式のデザインにも加わっていくことになったそうですが、『リック・ディアス』と『百式』というシャアが乗る機体を続けてデザインするところがかっこいいですね。
今後も『モビルスーツインアクション』等のフィギュアレビューをしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは次の記事で!