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ウォーキングプラネット - アニメ・漫画考察置き場

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【シン・エヴァの終わり方は?】ハッピーエンドか?バッドエンドか?ゲンドウとシンジの考えの違いについて。解説&考察。

Last Updated on 2020-06-11 By arisuke

※『シン・エヴァンゲリオン劇場版』より

2020年6月27日に公開を控える新劇場版エヴァンゲリオン最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』。

碇シンジ役の声優・緒方恵美さんが、自身のTwitterにて本作の収録が終わったことや、様々なリテイクが存在することを明かしました。

「前売り券」「新規造形フィギュア」「関連グッズ」「イベント」などなど、徐々に盛り上がりつつある「エヴァンゲリオン」。

公開は今年中ということで、ファンの期待は日に日に増しています。

その期待の表れか、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』について、様々な考察を見かけます。

その中でも1番気になるのは、やはり「ハッピーエンドで終わるのか?」というところでしょう。

旧劇場版では、シンジによってもう一度世界がやり直されることになりました

しかし、映画終盤ではアスカやミサトを初めとした、多くの主要キャラクターがL.C.L化(人間の形を保つ事が出来なくなり、どろどろのスープのようになった状態)することになりました。

間違いなくファン全員の度肝を抜いたラストです。

バッドエンドとは呼べずとも、だからといってハッピーエンドかと聞かれると違う気がします。

では、新劇場版のラストである『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』ではどんなエンドになるのでしょうか?

私は、ハッピーエンドになる可能性がかなり高いと思っています。

その理由と、ハッピーエンドになるとしたらどんな物語になるのか、考察していこうと思います。

目次

  • 万人受けするのはハッピーエンド。
  • 考察1:アスカについていくシンジ。『:||』は3度繰り返さない。
    • 考察2:『シン』の意味と本当のハッピーエンドについて。

万人受けするのはハッピーエンド。

いきなりこんなことを言うのはなんですが、個人的にはファンとして、どんな終わり方でも満足です。

バッドエンドになろうが、途中で実写化しようが構いません。

しかし、庵野監督が劇場版三部作で当初目指していたのは、『エヴァンゲリオン』が『ガンダムシリーズ』のように、新作が生まれ続ける作品になることです。

庵野監督は、今後も「エヴァンゲリオンが登場する作品」または「エヴァンゲリオンの世界観を引き継いだ作品」が自分以外のクリエイターから生まれることを臨みました。

そのために、『エヴァンゲリオン』という作品が分かりやすく知れるような『ダイジェスト』として、三部作のダイジェスト映画が作られ始めました。

しかし、、

庵野監督は造っているうちに面白いと思うアイデアが、結局エヴァンゲリオンの構成に似通ってしまい、それならいっそのこと劇場版を新しいエヴァンゲリオンとして描くことになりました。

そうして新劇場版は制作されましたが、だからといってエヴァンゲリオンを、今後他のクリエイター達にも引き継いでほしいという想いは、消えていないと思います。

今後も作品が生まれ続けるためには、従来のファンの期待に応えるのも大事ですが、新規のファンを作る必要があります。

できるだけ多くの層に『エヴァンゲリオン』という作品に興味を持ってもらう必要があります。

バッドエンドが悪いとは言いませんが、バッドエンドの作品が、人を選ぶのはたしかです。

本日『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報、そして公開年を発表しました。特報は7月20日(金)~8月31日(金)(予定)まで、全国の映画館(※一部劇場を除く)でご覧頂けます。また今作では、東宝、東映、カラーの3社が共同で映画配給業務を行います。公式サイトもご参照下さい。https://t.co/lQjpACE6en

— エヴァンゲリオン_official (@evangelion_co) July 20, 2018

未来のミライの劇場公開時の予告や、公式Twitterでの発表であったように、今作では東宝、東映、カラーの3社が共同で映画配給業務を行うと発表しました。

「東宝」と「東映」両方の配給は異例中の異例で、往年の特撮・アニメファンに驚きを与えました。

興行的な収入を望むためにも、終わり方は誰しも納得できるもの(ハッピーエンド)になる可能性が高い気がします。

つまり、『エヴァンゲリオン』を全く知らない新規の人たちが観ても、しっかり飲み込める作品になると考えます。

(現実的な考察ですみません。)

メタ的な考察ですが、もしハッピーエンドで終わるとしたら「どんなふうに終わるのか?」が気になりますよね。

そこでハッピーエンドで終わるとしたらどのように終わるのか、Qが終わった時点までのおさらいと共に、考察していこうと思います。

考察1:アスカについていくシンジ。『:||』は3度繰り返さない。

以前『Q』に関してのおさらいと、事実上黒幕とも言える存在の「ゲンドウ」について考察しました。

ゲンドウはエヴァ13号機と融合を果たすつもり?特報映像2公開によりほぼ確定。『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』考察、解説、レビュー

こちらの考察記事を読んでから今からの考察を読んでいただけると、よりわかりやすいと思います。

それではまずは『新劇場版エヴァンゲリオンQ』での主要キャラクター達の目的をおさらいします。

  • Q時点のゲンドウの目的は、「自分が神になってユイ(自分の妻)がいる世界を作り直したい。」
  • Q時点のシンジの目的は、「自分の暴走によってめちゃくちゃになってしまった、新劇場版の世界をやり直したい。」
  • Q時点のカヲルくんの目的は、「純粋にシンジくんの願いを叶えたい。」
  • Q時点のヴィレの目的は、「もうこれ以上何もしないで欲しい。」

結果は、「カヲル退場、ゲンドウ有利、ヴィレ痛手を負ったもののシンジを取り戻す。」

『Q』での戦いが終わったあと、アスカと合流したシンジが、ヴィレ本隊と合流するシーンはありませんでしたが、後に加わることは確実でしょう。

シンジはレイを追い続けるのをやめ、アスカと共に歩み始めました。

シンジは劇中通して、レイに対して「母親」=「碇ユイ」を求めています。

レイに対して「母親」=「碇ユイ」を感じていたのはゲンドウも同じです。

シンジは母親離れし、アスカとともに進むことにしました。

庵野監督は、「エヴァンゲリオンは繰り返しの物語、それでも少しずつ進んでいく」と語りました。

結論、「碇ユイ」=「母親」に囚われているゲンドウが、残された家族であるシンジと和解(父と息子が和解)することで終わりを迎えるのではないかと思います。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のタイトルについている『:||』というリピート記号には、音楽において「1度目は繰り返して、2度目はそのまま進む」という意味があります。

『三部作・序破Q』は旧作の繰り返しで、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』では次に進む。

つまり、新しいエヴァンゲリオンを描くことになります。

そもそも、新劇場版は当初三部作の構成でした。序は第1作、破は第2作、そして急では『第3作+1』という構成でした。

「3作目(Q)で旧作シリーズの本当の終わりを描き、後半に新しいエヴァンゲリオンを描く」予定でした。

それがQだけではおわらず、『シン』に持ち越されたと思われます。

つまり、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』では『旧作から続く世界観の終わり』と『新しい世界観の始まり』が描かれることになります。

しかし、ここが繋がるか繋がらないかで、「ハッピーエンド」か「そうではないエンド」で変わってきます。

考察2:『シン』の意味と本当のハッピーエンドについて。

ただ単にゲンドウとシンジが和解して終わり、唐突に『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の世界が始まるのか?

それともゲンドウとシンジは和解したものの、その代償に世界が滅ぶことで新しい世界が造られるのか?

主人公はハッピーエンドでも、世界からみたらバッドエンドで終わるかもしれません。

セカイ系作品という言葉は古いかもしれませんが、その代表的作品である『エヴァンゲリオン』は侮れません。

旧劇場版では、シンジによってもう一度世界が再構築されました。

その再構築された世界こそ新劇場版の世界なのですが、はたして「再構築された世界」は、ハッピーエンドとして捉えて良いのでしょうか?

突然ですが、みなさん『スワンプマン』という哲学を知っていますか?

ハイキングをしていた男が、偶然カミナリに打たれ、死んでしまう。

しかし、近くの泥沼にもカミナリが落ち、その沼から、さっきカミナリに打たれた男と、全く同一の男が生まれた。

姿かたちもDNAも全て一緒のこの男ははたして本物なのか?ソックリさんであって本物ではないのか?

という哲学です。

正直、これをどう思うのも個人の自由ですが、抵抗がある人は絶対にいると思います。

「今からあなたは死ぬけど、地球の反対側に全く同じ人間が生まれるならいいでしょ?」

と言われても絶対に嫌ですよね。

『エヴァンゲリオン』は旧シリーズと、新劇場版では登場人物は容姿や性格は似ていても、細かい部分で違いがあったりします。

何が言いたいのかというと、一旦滅んでも、もう1回繰り返すなら、ハッピーエンドと呼べるのでしょうか?

ミサトやリツコ、アスカやレイが生きている世界をもう一度やり直すことは、シンジにとってもハッピーエンドではありません。

父親と和解し、世界が繰り返されることなく進んでいく世界こそ、「エヴァンゲリオン」の最後にふさわしいのではないでしょうか?

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の『シン』には色々な解釈ができます。

「新エヴァンゲリオン」としなかったのは、庵野監督特有の複数の解釈を持たせるためだと考えられます。

例をだすならTVアニメシリーズ第二十四話『最後のシ者』の『シ』です。

これは使者の『使』つまり最後の使徒ともとれるし、死者の『死』つまり最後の死人ともとれます。さらにシ者=渚、渚カヲルのことを指してもいます。

『エヴァンゲリオン』という題名も、序破Qでは「ヱヴァンゲリヲン」だったものが、「エヴァンゲリオン」と新しい仮名文字になっています。

なので、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の『シン』には『新』という意味だけでなく、『進』という意味も含まれていると思います。

シンジは旧作のように世界をやり直すのでは無く、今の世界で大人になっていく姿が描かれると思います。

繰り返すことのないエヴァンゲリオンが描かれることで、やっと他のクリエイター達が、庵野監督作品のエヴァンゲリオンに縛られることの無い『エヴァンゲリオン』を作ることができるのです。

前回の記事では、登場人物やアイテムに関しての考察だったので、今回の考察はメタ的な物になってしまいました。

ただ、庵野監督の劇場版にかける思いや、動機を知ることで知る前より、必ず『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を楽しめると思うので、許してください。

今後もエヴァンゲリオンに関する考察もしていこうと思いますので、よろしくお願いします。

それでは次の記事で!

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