シン・ウルトラマンが早くも始動されたようですね!
樋口真嗣監督の“エキストラ募集”がtwitterにて更新されたようです。
《RT感謝》募集ページを上げてもらいました❣️
出せる情報が減りましたがお察しください。撮影日程も場所も決まっていないところが多いです。ひとまずご登録くだされば幸いです。
「樋口真嗣監督作品」エキストラ募集‼️https://t.co/RrMifMkR2o当選時に連絡がちゃんとつけば捨てメアドで充分です。
— さるさる。樋口真嗣監督作品エキストラ募集中💕 (@sarusaru72) August 20, 2019
タイトルになぜ「シン・ウルトラマンは弱い!?」と書かれているのかは、『キングザウルス三世』を語るにあたって避けては通れない事(個人的に)だからです。
今回の記事では、『キングザウルス三世』が公開された当時の時代背景を振り返りながら、なぜシン・ウルトラマンが弱いのかを考察していこうかと思います。(※筆者の予想が含まれています)
前回の懐かしのソフビレビュー『エレキング編』から続いて、『キングザウルス三世』のソフビレビューもしていますので、興味がある方はぜひ!
目次
『キングザウルス三世』とは『帰ってきたウルトラマン』に登場した怪獣。
『帰ってきたウルトラマン 第4話 必殺!流星キック』に登場
一世、二世をすっ飛ばし、三世がいきなり登場。(名前だけ聞くと、ルパン三世みたいで語呂はいいですよね。笑)
名前に関してはよく分からない怪獣ですが、実力はかなりある怪獣。『帰ってきたウルトラマン』放映開始から4話目にして、早くもウルトラマンに勝ったなかなかの強豪怪獣なのです。
そのため、立体化やゲーム出演などに恵まれ、かなり優遇されている怪獣です。(ちっちゃい頃、よくゲームで使ってました。)
スピノサウルスのような背びれが特徴的な『キングザウルス三世』。この背びれで太陽からエネルギーを吸収。その上、ウランをダンプカー100台分ぺろりと食べちゃう大食漢。
2本の角でバリアを貼り、口からはウラン由来の放射熱線を吐く上、目からは催眠光線を出せます。
箱根の山中から出現し、身体全体をバリアーで守る事ができる為、新マン(帰ってきたウルトラマン)の得意技である数々の光線技を防ぎました。
新マンを追い込みますが、特訓して編み出した必殺技『流星キック』により2本の角を折られてしまい、バリアを貼ることが出来なくなってしまいます。
バリアが貼れずボコボコにされ、と逃げようとした所をスペシウム光線を受け爆散。
(実際視聴していただけると分かると思いますが、バリアは光線技だけでなく打撃も防げます。『流星キック』はそのバリアの死角である空中からキックを入れる訳です。
(ん?ウルトラマンって空飛べるよね?空からスペシウム光線撃てばいいんじゃない?というツッコミは無しで。笑)
『キングザウルス三世』のソフビはちょい固め。
首の付け根、前・後ろ足にそれぞれに可動があり、周りに遮るもののないシンプルな造形なので、可動部はすべて一回転します。
しかし、最近のソフビと違い、使われているPVC素材が古いもので、少々固め。(踏むとかなり痛い)壊れにくいのでブンドドにはいいかもしれません。ソフビの歴史についてはこちらをご覧下さい。
成型色は紺色で劇中にそっています。写真では角と背びれが紺色に見えますが、白い塗装があります。
庵野秀明監督『シン・ウルトラマン』は『帰ってきたウルトラマン』を少しは意識するはず!
タイトルでも書きましたが「シンウルトラマンは弱い!」というのは、話題性が弱いとか、面白味がないとかそういうことではありません。
単純に『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンが弱いと予想しています!
理由としては、『帰ってきたウルトラマン』のウルトラマンは【弱い】という設定が魅力的だったからです。(帰ってきたウルトラマンの事を上記では新マンと呼称していましたが、下記からはウルトラマンジャックと呼称していきます。)
ウルトラマンジャックは『キングザウルス三世』の説明にも書いた通り、第4話目にして早くも敗北します。
さらに、この次の回では、第5話でも2体の怪獣にボコボコにされて、一時撤退という形をとっています。(この第5話ではシン・ゴジラの様に怪獣に対して核を使うかで人間達が揉めています。)
『キングザウルス三世』の回で、一度敗れた怪獣に特訓や作戦をきちんと立てて、リベンジするウルトラマンジャックの姿は、当時スポ根ドラマが流行っていた背景に乗っかったという部分もあります。
しかし、当時のスポ根といった根性もの作品が流行っていたのは、「1964年東京オリンピック」ということもあり、身体の大きい外国人選手に対し、日本人選手が健闘していた姿に魅了され、影響を受けたのではないかと言われています。
つまり、人々が「不利な条件でも、決して諦めずに奮闘する姿」に最大限共感できる時代だったからだと思われます。
最初から「怪獣退治のプロ」と謳われていた初代ウルトラマンと違い、ジャックの最初は弱いが、周囲の人間との関わりや特訓をして成長していく姿(人間味のあるウルトラマン)は、多く惹かれる物があります。
庵野秀明監督は『帰ってきたウルトラマン』を初代『ウルトラマン』に並べて好きな特撮作品として名前を上げています。
今は『ウルトラマンジャック』という名前が公式から付けられましたが、昔は『帰りマン』や『新マン』と呼ばれていた『帰ってきたウルトラマン』。
『シン・ウルトラマン』は昭和のウルトラマンをかなりリスペクトした作品になるそうです。
『シン・ゴジラ』でもやっていた様に、『シン・ウルトラマン』でも、一度負けた怪獣に対して、あのBGM(ヤシマ作戦のアレ)を流しながら作戦を立て直し、人間達(科学特捜隊)とウルトラマンが協力して怪獣を倒す。という流れがあるかもしれません。
以上が「シン・ウルトラマンは絶対弱い!」とする考察です。
何故『キングザウルス三世』のレビューでこれを語ったかは、『キングザウルス三世』が庵野風にアレンジされて、「バリアがATフィールドの様になって出てくるんじゃないか?」と勝手な妄想をしたからです。
『シン・ウルトラマン』に関してはもっとちゃんとした考察をしていくので、今後もブログのチェックの方よろしくお願いします。
それでは次の記事で!