【チェンソーマン】天使の悪魔の“性別”は?田舎ネズミは〇ぬ法則。恐ろしい能力と死亡原因についての記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事では漫画・アニメ『チェンソーマン』の考察として、『天使と悪魔』の能力について考察・解説・紹介をしていきます。
『チェンソーマン』人気投票にて一位を獲得した早川アキのバディ。
その容姿と悲惨な運命により一部の層から絶大な人気を誇っている天使の悪魔について、今回は彼の契約者や能力、性別について考察していきます。
目次
女性?男性?性別は?天使の悪魔とは。
天使の悪魔とは漫画・アニメ『チェンソーマン』に登場する悪魔です。単行本4巻から登場し、公安退魔4課に所属しており、サムライソード編にて殉職した姫野に変わり、早川アキの新しいバディになりました。
赤くて長い綺麗な髪、華奢な体つきと中性的な顔立ちをしていますが、性別は男性とのこと。
いかにも天使らしく頭の上に天使の輪と背中に翼が生えていますが、空を飛べるような描写はなく、歩き疲れている描写があるので、翼があっても飛べないようです。
悪魔に性別があるのか、生殖能力があるのか、それらが必要あるのかわかりませんが、「ヒルの悪魔」や「コウモリの悪魔」のように、自分の性別を意識している悪魔もいるので意外と大切なことかもしれません。
悪魔には「容姿が人間に似ている悪魔は比較的友好的な性格」という設定があり、頭の上の天使の輪と翼をのぞけば人間の姿をしている天使の悪魔も公安に協力しています。
公安の仕事にやる気がある訳ではありませんが、温厚な性格で進んで人を傷つけることはありませんが、悪魔の「人は苦しんで死ぬべき」という本能のようなものは残っているらしく、悪魔らしい一面を持ちます。
しかし、自らの能力で人の命を消費する時は罪悪感と慈しみがあるようで、天使らしい一面と悪魔らしい一面があるのも天使の悪魔の魅力なのかもしれません。
天使の悪魔のアキとの関係は?関わるうちに変わっていく心。
天使の悪魔の職務に怠慢な性格や悪魔らしい一面をみたアキとは、バディを組んだ初期はお互いを「仲良くなれない存在」と認識していました。
しかし、レゼ編や刺客編などの数々の苦難を共に乗り越えるうちに仲を深めていきます。なんだかんだ言っても早川アキは人情深い…。
これは一重にアキの面倒見の良さあってのことですが、天使の悪魔もそれに応えるようにチェンソーマンに関するとある秘密をアキにだけ打ち明けたり、アキの残り少ない寿命をなんとかしようとします。
この2人の関係をもっとみたかったというファンは多く、『チェンソーマン』1部連載終了後もいまだに二次創作作品が出続けています。
天使の悪魔の最期。死亡理由は?田舎ネズミは死ぬ法則。
天使の悪魔の生死は作中で明確に判明していません。見方によってはマキマによって支配されているので意識がないだけで生きているようにも見てとれます。
しかし、チェンソーマン第二回人気投票では、作者コメントに「アキと共に迎えた悲劇の結末(アキは死亡している)」「お悔み票」という言葉があるので、死亡しているとみて間違いないでしょう。
天使の悪魔の死亡理由は”田舎のネズミに憧れてしまったこと”です。チェンソーマンには「田舎のネズミ派」は死ぬという法則があります。
田舎のネズミとはイソップ寓話『田舎のネズミと町のネズミ』の田舎が好きだというネズミの事です。
チェンソーマンの作中にて『田舎のネズミと町のネズミ』が引用され、田舎のネズミが好きなキャラクターと都会に住むネズミが好きなキャラクターにわかれます。
各キャラクターが田舎派か都会派かわかる面白い質問ですが、田舎を選んだキャラクターは『チェンソーマン』世界では生き残れません。
よく常識人枠から死んでいくと言われていますが、正確には田舎のネズミ派のキャラクターが死亡していきます。
マキマは田舎のネズミが好きといい、アキは都会に自ら来ていますがそれは復讐のためであり、心は北海道の田舎にありました。
天使の悪魔も田舎のネズミが好きだと言い、自分の心は田舎にあると言いました。
天使の悪魔はもともと田舎の漁村に人間と仲良く住んでいましたが、マキマに支配された事で村人たちの命を奪ってしまいます。
その時の記憶は、マキマの支配の能力で消えていましたが、マキマの本性を見たことで思い出し、アキを助けようとしましたが敵わず制圧されてしまいます。
その後、銃の悪魔戦と真チェンソーマン戦にてマキマに能力をつかわれていましたが、本人に生気はなく、そのまま死んでしまったのだと考えられます。
天使の悪魔の能力は?天使のイメージにあっているようないないような…。
基本的に悪魔は自分が冠する名前から連想される能力を持っています。
鮫の悪魔だったら鮫に変身できたり、幽霊の悪魔だったら触れることができない腕を使うことができます。
大抵は名前から連想される能力なのでわかりやすいですが、天使の悪魔は少し特異な存在です。
天使の悪魔は天使っぽい能力と天使っぽくない能力を持っており、その能力も相まって天使の悪魔の人気は高まりました。
天使の悪魔の能力①命を吸い取る。
天使の悪魔は直接人間に触れることで寿命を吸い取ることができる能力を持っています。命を吸い取るのは直接触れたときだけなので、服や武器など間接的に触れることはできます。
戦闘には使いにくそうな能力ですが、ほんの数秒触れただけでも数か月の寿命を吸い取ることができる強力な能力です。
天使の悪魔本人は”命を吸い取る能力”を”死を呼んでしまう”と嫌っており、例え介錯のような使い方でも拒否しています。
マキマによって支配された時に、自分が住んでいた漁村のお世話してくれた人や好きな人など全員の命を吸い取っており、マキマの能力で忘れていたにせよ、心にトラウマが刻まれていたのかもしれません。
この好きな人にも直接触れることができない(触れるものがリスクを受け入れれば触れられる)能力は、一部の読者層から熱く支持されており、天使の悪魔の可憐な見た目もあいまって儚い魅力があります。
天使の悪魔の能力②吸った寿命で武器を生成する。
天使の悪魔は自分が吸い取った寿命を使うことで特殊な武器を生成することができます。この武器は通称”寿命武器”とファンから呼ばれており、熱狂的なファンは自ら武器になりたいと語ります…。
この寿命武器は特殊な能力を持っており、振りかざすだけで敵を倒す剣や触れることができないものを切断する剣などがあるそうです。
使うときに「〇年使用」という合言葉を発することで、天使の輪から武器が出てきます。
命を武器に変える能力は『チェンソーマン』2部に登場した戦争の悪魔の能力にも似ていて、いかにも悪魔らしい恐ろしい能力ですが、寿命武器を生成するとき天使の悪魔は罪悪感を感じているようで、謝罪の言葉を口にしている場面もありました。
残酷な面と慈悲深い面を併せ持つのも彼の魅力なのかもしれません。
天使の悪魔が明かしたチェンソーマンの秘密。
天使の悪魔は、アキに対して重要なことを打ち明けました。
一つは「悪魔は輪廻転生していること」二つ目は「公安特異課にいる悪魔や魔人はみんな地獄でチェンソーの音を聞いていること」です。
悪魔が輪廻転生していることも、チェンソーマンが輪廻転生の輪から逸脱した存在だということも第1部にて描かれましたが、チェンソーマンについての眷属については謎のままです。
マキマがさらっとチェンソーマンに眷属がいたことが語られましたが、それぞれのチェンソーマンに対する想いはバラバラだったようです。何か基準があるのか?チェンソーマンに殺されないと眷属になれないのか?謎が残っています。
天使の悪魔の第2部登場の可能性は?低いが有り得る再登場。
天使の悪魔くんと何処かのネズミ pic.twitter.com/JFBspBzQSO
— 尾 (@kumanooppo) October 10, 2022
チェンソーマンが輪廻転生の輪から悪魔を外させることができる理由も、チェンソーマンの眷属の条件も正確には明かされていません。
しかし、ジャンプフェスのチェンソーマン作者藤本タツキ先生のコメントによると、それらの能力は第2部にて深堀されていくとのことです。
天使の悪魔は輪廻転生についても、チェンソーマンの眷属についても、物事を把握する能力があるマキマくらいしかわからなかった世界の秘密について核心に迫っていました。
天使の悪魔がそのまま再登場とはいかないでしょうが、天使の悪魔製の寿命武器が登場したり、ナユタのように転生した姿なら再登場があり得るかもしれません。
天使の悪魔はその能力の性質上、寿命武器を作れるようになるまでは時間がかかりそうなので、地獄では生きづらそうです。
天使の悪魔は多くの読者から人気のキャラクターなので転生した姿でもいいから第2部の登場を期待したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。