※株式会社カラー公式Youtube『シン・エヴァンゲリオン劇場版』特報3 より
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の『特報3』が劇場、公式Twitter、公式サイトにて解禁されました。公開日2021年1月23日が楽しみになる内容でした。
公開された新情報の中でも一番と言っていいほど目立っていたのは、アスカとマリが着ていた『白いプラグスーツ』ですよね。
ヱヴァで白いプラグスーツといったら、思い浮かぶのが、綾波レイの初期のプラグスーツです。
しかし、装着時に虹色の光が流れたり、差し色にはアスカなら赤、マリならピンクと、それぞれのパーソナルカラーが使われていたりと、「似ている」とは感じないです。
今回は、そんな白いプラグスーツについて考察していこうと思います。まずはビジュアルについて。
白いプラグスーツはふしぎの海のナディアから?
「白いプラグスーツはふしぎの海のナディアのエレクトラの戦闘服が元ネタなのでは?」という考察は、綾波レイのプラグスーツのビジュアル公開から言われています。
そのため、設定や物語の展開に重なる部分があるとはあまり考えられません。
庵野秀明監督は新劇場版のヱヴァを作る時に、インタビューで「自分がかっこいいと思うものを詰め込んだら出来たもの」と語っているので、白いプラグスーツに関しては「庵野流のデザイン」ということだと思います。
ヱヴァのヤシマ作戦で流れた曲の似た曲がシン・ゴジラにも使われたように、「庵野監督がかっこいいと思うこと」がデザインがどうしても似てしまう理由だと思います。
ですので、白いプラグスーツのビジュアルがエレクトラの戦闘服に似ているからといって、物語の展開がナディアと沿ったりすることはないかと思います。
アスカとマリの立ち位置、白いプラグスーツはダブルエントリーシステムのためのもの?
物語の展開がリンクするとしたら、ナディアではなくヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの「シンジとカヲルの関係」にする可能性が高いです。
今まで、アスカとマリが着ていた赤とピンクのパーソナルカラーのプラグスーツではなく、2人とも同じ白色のプラグスーツを着ています(差し色はそれぞれのパーソナルカラー)。
そして、この2人がプラグスーツをつける構図は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qで、シンジとカヲルがプラグスーツを着ていた時と一致しています。
わざわざこんな構図にするということは、何かしらの伏線になっている可能性が高いでしょう。
公開日を発表する大事な特報3のシーンに、わざわざこのカットを選んできているのには、何か必ず理由があるはずです。
この白いプラグスーツ、白いプラグスーツを装着するシーンにはどんな意味があるのでしょうか?
例えば、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの次回予告で姿をみせた『エヴァ8+2号機』がダブルエントリーシステムのエヴァンゲリオンとして登場するかもしれません。
シンエヴァ関連の特報に一切顔見せすることのなかった『ヱヴァ8+2号機』は没案になったのでは?と噂されていますが、
それがダブルエントリーシステムのヱヴァとして登場したら、かなり熱い展開になると思います。
たとえ『エヴァ8+2号機』が登場しなくとも、新2号機αと8号機にシンクロする部分があるのかもしれません。
正直、アスカとマリの2人の連携に世界の命運がかかっていると言っても過言ではないです。
2人の緻密な連携が必要とされる中、より強固なものとして、白いプラグスーツが使われるのかもしれません。
そして、この構図はマリが死んでしまう伏線ということも考えられます。
マリの立ち位置はヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qで死んでしまったカヲルの位置にあたります。
「アスカを庇って死ぬ」ということも、マリの性格上あり得る話です。
アスカの乗る2号機は回を追うごとに人間離れしています。
もうほぼほぼ人間ではなくなってきているアスカを、人間として引き止めるため、ヱヴァの一種の呪いのようなものを肩代わりするようなシーンがあるかもしれません。
特報3を見るとマリの目が赤くなっているのも気になります。
特報4があるかわかりませんが、続報次第また考察していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。