ついに『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の特報3が解禁され、公開日と新情報がいくつか出てきました。
2021年1月23日公開ということで、やはりリボルテックなどの玩具やグッズの発売と同時期に公開されるようです。
公開された新情報の中でも特に目を引くのはアスカとマリが着ていた『白いプラグスーツ』と、ぼんぼり祭りで庵野監督直筆のデザイン画が公開されていた『ヱヴァMark10』です。
不確定なものが多いですので、「もしかしたら?」「ひょっとすると?」程度で楽しんでいただけましたら幸いです。
他にもところどころ気になる点がありましたので、順に解説、考察していこうと思います。
目次
白いプラグスーツはダブルエントリーシステムか?
正直『特報3』で公開されたものの多くは、『特報2』ですでに見たことあるものが大半でした。
しかし、ヱヴァMark10が動く姿と、アスカとマリが着ていた白いプラグスーツは、はじめてお披露目されたものでした。
今までアスカとマリが着ていた赤とピンクのパーソナルカラーのプラグスーツではなく、2人とも同じ白色のプラグスーツを着ています。
そしてこの2人がプラグスーツをつける構図は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qで、シンジとカヲルがプラグスーツを着ていた時と一致しています。
わざわざこんな構図にするということは、何かしらの伏線になっているかも知れません。
例えば、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの次回予告で姿をみせた『エヴァ8+2号機』がダブルエントリーシステムのエヴァンゲリオンとして登場するかもしれません。
シンジとカヲルがのったヱヴァ13号機はダブルエントリーシステムでした。『エヴァ8+2号機』が登場しなくとも、新2号機αと8号機にシンクロする部分があるのかもしれません。
さらに、この構図はマリが死んでしまう伏線ということも考えられます。
マリの立ち位置はヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qで死んでしまったカヲルの位置にあたります。
「アスカを庇って死ぬ」ということも、マリの性格上あり得ると思います。
謎の白い箱はマギシステムか?
ミサトが見つめるこの謎の白い3つの箱。「3つ」「箱型」と聞くとやっぱりマギシステムが連想されます。
オリジナルマギのコピーなのか?それともパリのネルフににあったマギシステムか?
もしくはリツコが作った新しいマギということも有り得ます。
旧劇場版を観たことがある旧来のファンは、マギシステムの一部が、土壇場で裏切ったことを覚えているでしょう。
新しいマギだとしたら、シンエヴァでは、どのように活躍するのか見物です。
人間味を取り戻す綾波レイ。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qで新登場した黒いプラグスーツを着た綾波レイですが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破でみせた人間らしさは消え去り、もとのロボット反応しかしない綾波レイになってしまっていました。
しかし、Qのラストの決戦では、マリやアスカとの会話を通し人間味を垣間見せました。
そしてこの表情から察するにシン・エヴァンゲリオン劇場版:||では、また綾波レイの人間味が徐々に回復していくことでしょう。
富士山に落ちる黒い月
スケールがデカすぎてよくわかりませんが、富士山?に落ちる黒い月が描かれています。
前にあるものと奥にあるもので2つあるのか?
それとも、重なって見えるだけで同じものなのかはちょっと定かではありませんが、どちらかと言うと2つの月が地球に落下しているように見えます。
どちらにせよ、新劇場版のリリスとアダムの最期が描かれることを期待します。
DATを持つ綾波レイは完全に人間味を取り戻している。
「人に手を差し伸べる」というのは感情がなければ出来ないことでしょう。
シンジのためにSDATをわざわざ拾ってきて、人に手を差し伸べる綾波レイは、完全に人としての感情が芽生えてきていると思います。
SDATは新劇場版の物語の象徴ともいえるキーパーツです。それを綾波レイが手にしていることには、何らかの意味があることでしょう。
野菜を食べるヴィレ関係者。
食事をするヴィレ関係者の姿が登場しました。ヴィレ関係者というのは、右手に持つ飲み物?にヴィレのマークがついていることから察することが出来ます。
しかし、重要なのは左手に持っているものです。左手に持っている食料の中には野菜があります。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを観た方ならシンジが食べていたペースト状のご飯が、あの世界の主流の食べ物だと思ったことでしょう。
実際私もそうだと思っていました。
野菜や穀物を食べているということは、ヴィレにはもともと野菜や穀物の備えがあったのか?
それとも野菜や穀物を作れる程に土壌が回復した部分があるのか?
その答え加持リョウジにあると考えられます。
単純に野菜と聞いて連想されるシーンがある人物だということと、加持リョウジは赤く汚染された大地や水を綺麗にする研究をしている機関との繋がりがありました。
もしかするとシン・エヴァンゲリオン劇場版:||で加持リョウジの再登場があるかもしれません。
加持リョウジと土壌を綺麗にする機関との繋がりに関する記事はこちら
決意する碇シンジ
顔を上げながら目を見開くシンジの姿。色んな見方をすることができますが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の初号機に乗ると決めたシンジや綾波レイを助けると誓ったシンジの表情ににています。
残った人達を助けるため、またエヴァンゲリオンに乗ると決めたシンジの表情だとしたら、かっこいいですね。
突貫するヱヴァ2号機と8号機。
ヱヴァ2号機と8号機が敵っぽい何かの群れに突貫していくシーン。
2号機の武装を見るからにして、ここから特報2.5の最初の部分に繋がっていくのだと思います。
こちらの記事で詳しく考察していますが、気になるのは8号機のバックパック?です。
ヱヴァMark9がつけていた飛行ユニットにも見えなくもないですが、武器なのか?
はたまたもっと大事な何かなのか?シンエヴァでどう活躍するのか気になるところです。
ヴンダーに取り付くヱヴァMark10。
Mark10に関する詳しい考察はこちら
ぼんぼり祭りでビジュアルがお披露目されたヱヴァMark10ですが、特報3では1つ目が光っていて、まるでガンダムシリーズに登場するザクのようなモノアイ仕様になっていました。
やっぱりMark10はザクのような量産機なのでしょうか?
他にも気になるのところは、Mark10がヴンダーに取り付いたとき、画面にノイズが走っています。
単に衝撃で画面が乱れた可能性もありますが、Mark9がヴンダーのもともとの持ち主だったことから、同じMarkシリーズのMark10も、ヴンダーを取り返そうとしているのかも知れません。
敵性ヴンダー登場?
ヴンダーに似た何かが、ミサト達の乗るAAAヴンダーに攻撃している姿が登場しました。
対照的に描かれているところから、やはりこれはヴンダーの類のものであり、AAAヴンダー以外の敵性ヴンダーがシンエヴァには登場すると考えられます。
ミサト達はヴンダーを奪ってきたような発言をヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qでしていたことから、特報3に写ったヴンダーこそ本来の姿なのかも知れません。
ヴンダー対ヴンダーの艦隊戦はかなり熱い戦いになるのではないでしょうか?今から楽しみで仕方ありません。
以上が特報3で気になったところの考察、解説となります。
公開日も決まったことですのであとは自らの健康に気をつけて楽しみに待つだけですね。