今回はアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の クワイエットゼロについて考察・解説していきます。
【機動戦士ガンダム 水星の魔女】は魅力あふれるモビルスーツが多く登場します。毎週多種多様なモビルスーツの活躍が楽しみです。
そしてとうとう登場したガンダムシリーズ名物“巨大兵器”『クワイエットゼロ』。
ソロモン要塞やコロニーレーザーを感じさせつつも、ただの大量破壊兵器じゃない不気味な形と機能を持っています。
目次
クワイエットゼロとは。戦争を無くす世界改変計画。
登場作品 | 機動戦士ガンダム 水星の魔女 |
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名前 | クワイエットゼロ |
形 | 棺型 |
搭載兵器 | 無人MS・ガンドノード、エアリアル |
クワイエットゼロとは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する世界改変計画で、主人公スレッタの母プロスペラ・マーキュリーが、元「ベネリットグループ」の総裁兼監査組織カテドラル統括代表デリング・レンブランと、協同で進めた謎の計画の名称です。
ガンダム・エアリアル、GUNDフォーマット、パーメットリンク、データストームと深い関係があることを匂わせていました。
※GUNDフォーマット、パーメットリンク、データストームについて詳しい考察こちら
クワイエットゼロの目的は?戦争を亡くし平和な世の中へ。
クワイエットゼロの目的は、戦争を根絶することです。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』世界で戦争の中心にいる“モビルスーツ”という兵器、その原動力であるパーメットを制御することで、戦争がおこらない平和な世の中を目指す計画です。
現在開発されているモビルスーツを含めた兵器全ての兵器の類が価値を失うため、現状の社会を全否定する計画となっており、モビルスーツ産業を基幹とするベネリットグループにとっては禁忌の計画といえますが、実現すれば全兵器を掌握して戦争のない世界にすることができます。
クワイエットゼロの正体。平和とは、相手より大きな棍棒を持つ事で得られる。
クワイエットゼロの正体は、全長数kmはあろう巨大な棺型の巨大要塞です。内部にはエアリアルを格納・接続するスペースがあり、護衛機兼データストーム領域展開の中継機として多数の無人MS・ガンドノードを展開、操ることで宙域の敵対モビルスーツを無力化できます。
無人MS・ガンドノードによって展開されたパーメットリンクの領域内では、パーメットを使用しているモビルスーツや兵器は制御不能に陥り、ガンドノードによって一方的に蹂躙されることになります。
また、兵器を一方的に操れるだけでなく、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の世界では車や電車、航空機などの物流、コロニーの制御、医療機器までパーメットが使われており、クワイエットゼロが本気を出せば完璧な独裁政治が可能です。
作中ではほとんどの機械にパーメットが使われていることが明言されており、小説やプロローグから追っているファンほどそれを思うがまま操れるというのが、どれほど恐ろしいのかわかります。
まとめ。クワイエットゼロの最期は?
地球の魔女までスレッタと仲良くなっちゃったら、いよいよラスボス候補がシャディクかスレッタママしかいなくなっちゃう。
— アリスケ (@walking_planets) April 19, 2023
巨大兵器が出てきていよいよ物語も大詰めって感じですね。ガンダムシリーズとしてはお馴染みですが、今までのものは威力がすごいとか、でかくて他のモビルスーツよりも強いくらいな感じだったので、ここまで圧倒的かつ目的をもったものも新鮮ですね。
今までのものは威力がすごいとか、でかくて他のモビルスーツよりも強いくらいな感覚でしたが、
以上まとめると
- クワイエットゼロとは、アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するとある計画とその計画を実現させるための兵器の名称。
- クワイエットゼロの目的は戦争を根絶することで、モビルスーツ等に使われているパーメットを遠隔で制御し、争う力を奪うことで平和な世の中を目指す。
- スレッタの母プロスペラ・マーキュリーとデリング・レンブラン協同で進めた計画。
- クワイエットゼロの正体は、全長数kmはあろう巨大な棺型の巨大要塞。
- 内部にはエアリアルを格納・接続するスペースがあり、宙域の敵対モビルスーツを無力化できる。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は新規も入りやすいような新しさを感じさせつつも、ガンダムシリーズのお約束を律儀に守っている感じが良いですよね。
また、ガンダムシリーズのお約束もただ過去作の真似するのではなく、令和の世に遭う形でアップデートされています。令和のソロモン要塞ことクワイエットゼロの最期はどうなるのか注目です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。