樋口真嗣監督と庵野秀明監督が送る『シン・ウルトラマン』についての新情報が発表されました!
それは、新キャストの発表です。
ウルトラマンの力を授かったハヤタ隊員役の斎藤工さん。科学特捜隊ムラマツ隊長役の西島秀俊さん。科学特捜隊紅一点フジ隊員を長澤まさみさん。(配役については個人的な予想も含まれますが)
以上3名しか『シン・ウルトラマン』についてのキャストは発表されていませんでしたが、
有岡大貴さん、早見あかりさん、田中哲司さん、山本耕史さん、岩松了さん、長塚圭史さん、嶋田久作さん、益岡徹さん、山崎一さん、和田聰宏さんが出演することがわかりました。
『シン・ウルトラマン』キャストメンバーからのコメント
出演が決まったキャストの方々がコメントを残しているのでそれについて、考察や解説をしていきたいと思います。
有岡大貴さんのコメント
物心のついた時から当たり前のように『ウルトラマン』をVHSで見て、当たり前のように『ウルトラマン』の人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。
そんな『ウルトラマン』が、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンターテイメント作品の誕生に胸が熱くなります。
ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう誠意を込めて務めさせて頂きます。
以上が有岡大貴さんのコメント。
個人的に、有岡大貴さんが何役なのかすごく気になります。庵野秀明監督いわく、昭和の初代ウルトラマンあたりを意識した作品を作ると語っていました。
しかし、Hey! Say! JUMPに所属している有岡大貴さんはThe平成顔(良い意味で!)。
ジャニーズに疎い私は、有岡大貴さんの演技を『こどもつかい』や『金田一少年の事件簿』くらいでしか拝見できていません。考察に結構時間をかけましたが、塩顔イケメンの彼が科学特捜隊メンバーの誰にもあてはまってこない。
怪獣や宇宙人が引き起こす事件の被害者役等のキーパーソンとして描かれるのか、それともただのモブキャラとして一瞬だけ出演するのか気になるところです。
『シン・ゴジラ』ではかなり名の売れた俳優や女優でも、一瞬しか映さなかったりしていましたからね。笑
もしかしたら有岡大貴さんがホシノ少年ではなく、ホシノ青年役として出演するかも?
早見あかりさんのコメント
まさかあの『ウルトラマン』の世界に自分が飛び込むことが出来るなんてまだ夢のようです。
私自身が「シン・ゴジラ」を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届け出来ると思うと楽しみです。
正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に「シン・ウルトラマン」の世界を精一杯生き抜きます。
以上が早見あかりさんのコメント。
『あのウルトラマン』という言葉や『シン・ゴジラをみた時の興奮』という言葉から、『シン・ゴジラは観たことあるけど、他のウルトラマンシリーズは見ていないのかな?』とつい思ってしまいました。
ですが、そもそも『ウルトラマン』という作品自体、女性の視聴者層が少ないため、一概に熱意が足りないとは言えません。アイドルから(ももいろクローバー)から女優に転身した経歴をみる限り、演技に関しての熱意はかなりのものでしょう。
「初代ウルトラマンや初代ゴジラを観たことないやつが円谷作品を語るな!」とか心無い発言をするような人達はほっておいて、早見あかりという女優によって造られる昭和とは違う『シン』の部分に期待が高まります。
田中哲司さんのコメント
地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。
「ウルトラマン」は僕たち世代にとって、特別な作品です。
そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加出来る事は最高の喜びです。
最善を尽くします。
以上が田中哲司さんのコメント。
山間から怪獣が顔を出すのではないか、という空想から「この人は初代ゴジラを観たことある人に違いない!」と思うのは私だけでしょうか?笑
そんなことを思うのも私自身が子どもの頃、山間から怪獣が現れるという空想をしていたからなのですが。
田中哲司さんと言えば、最近評判の『あなたの番です』に出ていましたね。個人的には『龍馬伝』の徳川慶喜のイメージが大きいですが、『ビリギャル』でのお父さん役など、世間では『お父さん』や『明るい部分と厳しい部分(頑固な部分)を合わせ持つ人』というイメージがあるようです。
そのことから『責任感があり明るい性格で熱血漢』のアラシ隊員役を演じるのではないでしょうか?
『シン・ウルトラマン』公開の現実味とユニバース化の波
12月14日、15日の2日間にわたって東京ドームシティで行われるイベント「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーに、樋口真嗣監督と斎藤工さんが登壇予定。新情報への期待が高まります。
主要キャスト以外が続々と発表されたことから、『シン・ウルトラマン』』がいよいよ樋口真嗣監督と庵野秀明監督の与太話ではないことがわかります。
円谷プロダクションもグッズ等の売上や知名度を『テレビ放送しているウルトラマン』に頼るしかなかった状況に、舞い込んできた『シン・ウルトラマン』という企画。
円谷プロダクションも発言を控えているだけで否定は一切していません。このことから円谷プロダクションも『シン・ウルトラマン』にかけている部分があるのでしょう。
さらに見落としてはいけないのが、嶋田久作さんも『シン・ウルトラマン』の新キャストとして発表されているところです。
嶋田久作さんは『シン・ゴジラ』に副総理兼外務大臣役として出演していた方です。
近年『マーベル作品』等で一般に受け入れられてきた作品同士の『ユニバース化』。
実際に、ハリウッドの『ゴジラキングオブモンスターズ』では、ゴジラとキングコングのユニバース化が明言されました。
このことから、もしかしたら日本の特撮作品も『ウルトラマンとゴジラ』という円谷プロダクションでも描かれることのなかった夢の共演を描くかも知れません。
樋口真嗣監督と庵野秀明監督の『シン』という新シリーズに期待が高まります。『シン・ウルトラマン』公開の2021年が今から楽しみです。
今回は発表されたキャストの内3名のコメントについて話しましたが、ほかの出演が決定した俳優・女優はん方のコメントについてや、新しい『シン・ウルトラマン』関連の情報がわかり次第、語っていきたいと思いますので、そちらの方も読んでいただけたら嬉しいです!
それでは次の記事で!