漫画・アニメ・映画全てで成功を納めている【メイドインアビス】。
今回は、ついに姿を現した白笛の一人“神秘卿スラージョ”。
そして、彼女が率いる“獣相”集団“呪詛船団(ヘイルヘックス)”について考察&解説していきます。
目次
“白笛”神秘卿スラージョとは。ペストマスクの下に隠れた美貌と力。
登場作品 | メイドインアビス |
---|---|
名前 | 神秘卿スラージョ |
性別 | 女性 |
称号 | 白笛 |
探窟隊 | 呪詛船団(ヘイルヘックス) |
神秘卿スラージョとは、『メイドインアビス』世界において、最高位の探窟家に与えられる称号“白笛”を持つ数少ないキャラクターです。
“獣相”と呼ばれる獣型の異形達を従え、黒笛の隊員もいる呪詛船団(ヘイルヘックス)という探掘隊を率いており、第6層のキャンプ地にてリコ一行と邂逅をはたします。
※白笛についての詳しい考察はこちら
その存在とペストマスクにフードを被ったような、不気味な外見のみが判明していましたが、リコ一行と出会った際には素顔をさらしており、マスクとフードはオーゼンの千人楔や、ボンドルドのスパラグモスのような戦闘用の遺物だと考えられます。
臆病を自称していますが、あくまで生存戦略の一つとして、あえて臆病でいるだけで、なれ果てを首にかけ毛皮を羽織る姿は雄々しさすら感じます。
またスラージョ自信も、上昇負荷の影響を何度も受けているような見た目であり、修羅場をくぐってきたことが容易に想像できます。
体型は女性ですが一人称は“オレ”であり、ボンドルドに対してガンを飛ばしたり、鼻をほじって挑発したりと豪胆な性格が垣間見え、初対面のリコたちにも警戒はしつつも友好的に接するなど、度量の大きさが窺がえます。
スラージョの能力と戦闘力。本気を出さずとも強いのがわかる。
スラージョは、未だにアビスの遺物を使った戦闘描写を見せていません。
あのペストマスクは何なのか、“神秘”卿たる所以は何なのか、未だ謎に包まれています。
しかし、白笛の称号を持っていること、6層にいること、ボンドルドと戦ってなおピンピンしていることが、『メイドインアビス』の読者には強さの証明になっているといっていいでしょう。
また、団員は本気を出した白笛“不動卿オーゼン”と戦ったこともあるそうです。
未熟だったとはいえ、あのレグを軽くあしらってみせた本気のオーゼンとも戦い、生き残っているということは、かなりの実力者か…それとも不思議な生存能力があるのか…。
ほかにもなれ果てについて造詣が深かったり、レグのようなロボットを従えていたり、白笛によるパワーアップも知っていたりと、戦闘能力以外の知識や経験はあなどれません。
“獣相”とは。期限付きの能力?
未だ謎多き「獣相」という言葉。スラージョたちは、獣相の裏切り者を追っているようだが…。
「獣相」に関して、わかってきたことが増えてきたので下記の記事でも解説しています!ぜひ。
いま(64話現在)“獣相”についてわかっている情報は
- スラージョは“獣相”ではない
- 文字通り獣のような見た目と人間離れした戦闘力が手に入る
- 供物、いけにえや人柱のような物が必要(ナナチの受けたアビスの祝福のような仕組みだろうか)
- “獣相”の中にも特別な“獣相”がいる
- あのボンドルドが欲しがる能力
- 期限がある?
- レグの様に白笛で身体強化される
すべてキャラクター同士の会話や戦闘描写から得た情報で、確定しているわけではありません。
しかし、その在り方はナナチやレグの出自にもものすごく似ているので、“獣相”の秘密がわかれば、アビスの祝福と呪いの謎がまた一歩解けるかもしれません。
ボンドルドとの因縁。スラージョからも嫌われるボンドルド。
ボンドルドはスラージョ(というより呪詛船団や獣相)に興味津々のようでお互いの探窟隊同士で戦ったもあるようです。
その上、スラージョはボンドルドのことをボンクラ仮面、好奇心の化け物とよびボンドルドの鬼畜な所業も知っているようで、嫌悪している様子も窺がえます。
一方、ボンドルドもスラージョがまともじゃない方法で“獣相”なるものを引き連れていることを察しており、それが人の道から外れているのではないかと遠回しに皮肉を言われた際には、スラージョは顔を曇らせています。
「お前がいうな」という感じですが、美人の面の下には、ボンドルドに負けないくらいの飛びっきりの秘密があるのは間違いないでしょう。
まとめ。スラージョの戦闘描写が早く見たい。神秘という不気味。
獣相とか供物とか期限、不穏なワードがいっぱい。 https://t.co/cv9ZV2tSro
— アリスケ (@walking_planets) March 9, 2023
神秘卿スラージョ、早く戦闘描写とペストマスクの能力が知りたいですね。
首に死んだ隊員の物と思われる笛をいっぱいつけていたり、情に熱そうなのでリコたちの敵になるとは考えにくいですが、どんな立ち回りをしてくれるのでしょうか。
そして、なぜ神秘と呼ばれているのかも気になりますね、まともな理由じゃないことだけはなんとなく想像できますが…。
以上まとめると
- 白笛“神秘卿スラージョ”と彼女が率いる獣相集団「呪詛船団(ヘイルヘックス)」がリコ達の前に現れる。
- ペストマスクにフードを被ったような不気味な外見は登場せず、リコ一行と出会った際には素顔をさらしている。
- 自称臆病で体型は女性だが一人称は「オレ」で、豪胆な性格が垣間見える。
- 本気のボンドルド、本気のオーゼンと戦ったこともあるという。
- 獣相とは文字通り獣のような見た目と人間離れした戦闘力がある。
- 獣相には供物、いけにえや人柱のような物が必要な特別な個体がいるようで、また期限があるよう。
メイドインアビスでは「誰かの犠牲によって自分が生かされている」というメッセージが前面に押し出されています。
ナナチとミーティの関係、なれ果て村の成り立ち、ボンドルドの存在さえも誰かに汚れ仕事をやらせているという点では“犠牲”といっていいでしょう。
スラージョの率いる呪詛船団、供物を必要とする獣相という存在は呪いなのか祝福なのか、たまたその両方なのか…今後のスラージョの動向に注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました。