
『SSSS.DYNAZENON 』第5話「恋人みたいって、なに?」が公開されました。
第5話はいわゆるアニメの“水着回”でした。
「怪獣優生思想のメンバーを捕まえる」というのは建前で、ほぼプールで遊んでました。
そういえば『SSS.GRIDMAN』も第5話は水着回でしたね。
しかし、この第5話は一見視聴者向けのサービス回のようにみえて、物語が大きく動いた回でもあります。
序盤中盤終盤どこも今後の物語の行末を決めるような事柄がありました。
ダイナソルジャーを練習する飛鳥川ちせ。暦に絡むちせ。

飛鳥川ちせは本格的にダイナソルジャーの練習をはじめます。
パイロットとしての筋はかなりいいようで、第4話のように、ダイナソルジャーが制御不能になることはありません。
合体は練習していないのか、まだできないようですが、時期にできるようになりそうです。
なんだか、素直に喜べないのは、ちせが敵になる予感がするからでしょうか?
さらに場面が変わるとる暦と同級生が、居酒屋で飲んでいます。2人が解散すると、そこに突然ちせが現れます。
ちせはどうも暦の無職人生が好転していくのを望んでいないようにみえます。
ずっと一緒にいることを望んでいるのか、それ以上の何かを望んでいるのかはわかりません。
まだ、ちせの心情が闇落ちするような決定的ま出来事はありませんが、毎回ヒヤヒヤしながらみています。
全然闇落ちしない可能性もあるんですけどね。笑
姉の死因を探る夢芽に、蓬はどう接していくのか。

死因が定かではない姉の情報を求め、姉の同級生達に話を聞く夢芽と蓬。
なんとなーく嫌やな気がしていましたが、とうとう死因が明かされましたね。
死因はなんと「自〇」でした。
まだ確定したわけではありませんが、死因をより知る人物へと辿っていった結果、たどり着いた答えですから、真実にはかなり近いと思います。
蓬と夢芽は、姉のことを一緒に探ることによって距離が縮まっていましたから、これから蓬はどう夢芽に接していくかが大切です。
そして、気になるのはなぜ「自〇」したのかです。
家族関係でなにかあったのか、それとも友人関係でなにかあったのか、これでいじめが原因だったりすると、一気に物語がシリアスになっていきそうですね。
1話にて、フジヨキ高校には過去にいじめで自殺した生徒がいることが明かされています。いじめが原因だったとなれば、必ず加害者が存在するはずです。
話を聞いてきたOBの人達が加害者という可能性は低いですが、いつかは必ず物語に登場するはずです。
『SSSS.GRIDMAN』では、第6話にて世界の秘密が明かされました。次回の第6話で、夢芽の姉のことや夢芽の過去について明かされるかもしれません。
前作世界との繋がり。キーキャラクターはプールの監視員さん!?

ガウマはプールに来ても遊ばずに、怪獣優生思想のメンバーであるシズムを捕まえるために奮闘します。
しかし、空回りしてしまい、プールの監視員さんに注意されてしまいます。
コメディシーンで、流してみてしまいそうですが、この監視員さんが結構大事なキャラクターです。
この監視員さんは、実は『SSSS.GRIDMAN』にもジャンク屋のお客さんとして、登場しています。
怪獣が破壊された街が元に戻らなかったり、宇宙があったりと『SSSS.DYNAZENON 』の世界は現実かと思われていました。
前作と共通して登場するものもありましたが、それはあくまで食べ物や建物だけでした。
しかし、人間までも同じだとするといよいよ同じ世界かもしれません。
1、『SSSS.GRIDMAN』の世界(電子世界)は『SSSS.DYNAZENON 』の世界(現実)をもとにつくられた。
この説の場合は『SSSS.DYNAZENON 』の世界は現実の世界で、アカネも『SSSS.DYNAZENON 』の世界のどこかに、現実の姿で生きていることになります。
2、『SSSS.DYNAZENON 』の世界は、『SSSS.GRIDMAN』の世界のその後を描いている。
『SSSS.GRIDMAN』の世界はグリッドマンのフィクサービームのおかげで、宇宙がつくられ、ツツジ台以外にも町が創造されました。
3、『SSSS.GRIDMAN』も『SSSS.DYNAZENON 』もアカネの作った電子世界。
『SSSS.GRIDMAN』の世界はアノシラスがいたことから、アカネの持ち物のひとつである電子ピアノの中の世界だと考察されています。
それと同様に『SSSS.DYNAZENON 』の世界はアカネの電子ピアノ以外の電子機器の世界かもしれません。
いずれにせよ、これだけ繋がりがあれば前作のヒーロー「グリッドマン」も登場するかもしれません。
姉の死因、世界の真実、どれが明かされるかは分かりませんが、いずれにせよ次回第6話は、物語が大きく動く予感がしますね。